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2010 CSRレポート(社会・環境報告書)を発行

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 三菱重工業は、CSR(企業の社会的責任)を経営の基軸に据え、「ものづくり企業」として人と地球の未来に貢献する「志」を示した『2010 CSRレポート(社会・環境報告書)』を24日に発行した。

 巻頭では、大宮英明社長が、「難しいことを、わかりやすく」伝えることで定評のあるジャーナリスト池上彰氏と対談。“「ものづくり」を通じて、地球社会に貢献する「志」をもち続けたい”と語り、また“提供した製品でCO2を1億トン以上削減しながら自社が排出するCO2の削減にも努める”とトップコミットメントの中で明言している。

 今回のCSRレポートは、対談形式のトップコミットメントをはじめ、さまざまなステークホルダーからのご意見や現場でCSR活動に取り組む従業員の声を掲載するなど、顔が見えるわかりやすい報告を心がけた。また、例年通り、当社グループCSR行動指針に沿った3つのテーマを特集に組んでいる。

 特集「地球との絆」では、CO2削減に貢献する原子力発電プラントをメインテーマに、低炭素社会実現に貢献する当社の製品・技術を紹介。また、「社会との絆」では、がん患者の負担を軽減する放射線治療装置を、「次世代への架け橋」では、子供たちにものづくりの魅力を伝えるため、全国で展開しているユニークな理科教室をそれぞれ紹介している。

 このほか、コーポレート・ガバナンス、コンプライアンス、環境マネジメント、環境会計、化学物質管理など、CSR推進のために果たすべき当社の責任と行動について現状を報告する一方、顧客、株主・投資家、サプライヤー、従業員、地域・社会など、多様なステークホルダーに配慮した諸活動についても詳細にレポートしている。

CSRレポートの発行は、前身の「環境報告書」から数えれば10回目となる。株主をはじめ、報道各社、官公庁、主要大学、企業などへ配布するとともに、当社ホームページ(http://www.mhi.co.jp/csr/csrreport/)へ掲載し、一般希望者にも配布する。

 


 

担当窓口:CSR推進室


Tags: CSR,アジア,コーポーレート
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