子どもたちに宇宙の勉強や理科実験に楽しく参加できる機会を提供

　宇宙航空研究開発機構（JAXA）の的川 泰宣名誉教授が会長を務めるNPO法人「KU－MA（クーマ：子ども・宇宙・未来の会）」（http://www.ku-ma.or.jp/）による宇宙に関する講演会や、実際に顕微鏡を製作して小さな生きものを観察する理科実験教室、中萬学院講師による天体のしくみについての解説など、以下の6つの催しで構成する。

①「KU－MA講演会『宇宙教室』」は所要時間1時間半で、両日とも2回ずつ開催。
　　定員は各回40人で、当日整理券を配布して先着順に受け付ける。
②「算数パズル道場体験」は脳を鍛え才能を伸ばせる楽しいパズルが体験できる。
③「中萬学院プチ講座『分かる！天体のしくみ』」は所要時間15分で、両日合わせて9回開催。
④「速読トレーニング体験」は、パソコンを使い話題の速読にチャレンジする。
⑤「クイズラリー」は、館内を見学しながらクイズが楽しめる。
⑥「理科実験教室『顕微鏡を作って観察しよう！』」は23日午後12時30分から同2時で開催する。
　　事前申し込み制で参加費は１人1,300円、定員は28人。中萬学院ホームページ（http://www.chuman.co.jp/）
　　を通じて申し込みを受け付け中。

①～⑤は予約不要で、参加費無料（入館料のみ）。

　このほか宇宙月間には、10月9日（土曜日）と10日（日曜日）に「コズミックカレッジ2010」を開催。文部科学省の後援によりJAXAから講師を招き、ロケットや飛行機が飛ぶ仕組みについての講演や実験、工作などを行う。所要時間は2時間で、定員は各回30人。9月28日（火曜日）まで郵送またはFAXで申し込みを受け付け、抽選で参加者を決める。11月20日（土曜日）と21日（日曜日）には「アルコールロケットを飛ばそう！」を計4回開催。アルコールを燃料にしたロケットを作って飛ばす。定員は各20人で、当日整理券を配り先着順に受け付ける。11月23日（火曜日・祝日）には宇宙に関する映画上映会を開催する。自由参加制（イベント詳細は当技術館ホームページ＝下記にアドレス＝参照）。

　中萬学院は1954年創立で、小・中学生および現役高校生を対象に学習指導・進学指導に取り組んでおり、教室は現在神奈川県下を中心に141ヵ所を展開している。受験指導とともに人材育成を柱とする子どもの能力開発にも力を注いでおり、自然体験合宿や読書感想文発表会、パズル道場フェスタなど、楽しく参加できる体験型学習イベントを積極的に手掛けている。今回の当技術館との連携も、こうした取り組みに沿ったもの。

　三菱みなとみらい技術館は1994年6月、地域の人々との交流と科学技術への関心を高めることを目的に、横浜に開設。三菱重工が手掛ける最先端の科学技術・製品を「環境・エネルギー」「宇宙」「海洋」「交通・輸送」「くらしの発見」と「技術探検」の6つの展示ゾーンに分け、実機・模型、パネルなどでわかりやすく紹介している。

▽ 三菱みなとみらい技術館

所在地            〒220−8401 横浜市西区みなとみらい3−3−1 三菱重工横浜ビル
電話                045−200−7351
FAX                045−200−9902
ホームページ    http://www.mhi.co.jp/museum/
モバイルサイト  http://museum.mobile.mhi.co.jp
　　　　　　　　　
アクセス          みなとみらい線・みなとみらい駅より徒歩3分
                     JR根岸線または横浜市営地下鉄・桜木町駅より徒歩8分
                     開館時間    10:00AM～5:00PM（ただし入館は4:30PMまで）
                     休館日  月曜日（祝日の場合は翌日）
                     館料  一般300円、中・高校生200円、小学生100円、団体（10人以上）は各100円引き

　　　　　　        ※小・中・高・大学生の校外学習・修学旅行等での来館は無料（要予約）