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田町ビルが屋上緑化庭園に保育園児招きサツマイモ掘り開催

株式会社田町ビル
三菱重工業株式会社
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 三菱重工業グループの株式会社田町ビル(東京都港区、社長:加藤千之)は8日、都内港区に所有するビルに地元の保育園児を招き、屋上緑化庭園でサツマイモ掘りを開催した。CSR(企業の社会的責任)に基づく社会貢献活動の一環で、園児たちに身近な場所で楽しめる環境学習の機会を提供したもの。昨年11月に開催したサツマイモ掘り、今年5月のイチゴ狩りに次いで3回目の催しで、港区関係者も参加して地域交流を深めた。

【イモ掘りをする園児達】

 この屋上緑化庭園は、JR田町駅前にある賃貸ビル「第一田町ビル」の本館屋上スペースの約5%(127.1m2)を使ったもので、今後の本格的な屋上緑化に向け昨年5月から5年間の実験に取り組んでいる。港区が2026年に25%の緑被率目標を掲げて進める緑化活動に参加。区から補助金も受けている。
 屋上緑化庭園のうち21.5m2に人工土壌の「菜園」スペースを設け、そこにサツマイモ(鳴門金時)45苗を植えた。サツマイモは高い断熱効果が求められる夏場の緑被率が高く、秋には収穫の楽しさも味わえることから選定。期待通りに成育した。残りは「緑化システム」スペースとして、人工培土による水耕栽培システムを採用し、常緑植物や花を3ヵ月ごとに交換して育てている。

 サツマイモ掘りには、昨年に続いて港区立芝保育園(伊東正子園長)の3歳園児約30人を招待。園児たちは、まず屋上緑化の仕組みや効果について、展示パネルを使ったわかりやすい説明を受けた後、社員や引率した保育園職員のサポートでサツマイモを収穫した。その後は、ふかし芋を試食し、最後に自分たちが収穫したおみやげを手に会場をあとにした。
 3歳園児は4~5歳の年長園児と違い、サツマイモ掘りなどの遠足に出かける機会がないことから、保育園からも見えるビル街での充実した秋のひと時を満喫した。昨年参加した園児たちも、その時の思い出を絵に残している。

 田町ビルは三菱重工100%出資によるグループ建物資産運営管理会社で、1964年の設立。賃貸ビルの所有・運営および三菱重工ビルなどの運営管理と、その関連事業を手掛けている。「“安全で快適なビル空間サービス”の提供」を経営理念に、三菱重工のCSR行動指針、環境方針を反映した、本業を活かした自然保護や教育支援に力を注いでおり、今回のような地域貢献活動に積極的に取り組むことで「地域に愛される会社」を目指し、従業員のCSRに対する意識向上を推進していく。

 集合写真 試食風景

【本件の問い合わせ先】
株式会社田町ビル 総務部 総務グループ TEL03-3451-1131


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