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三菱みなとみらい技術館(館長 鈴木 和子)は、「宇宙ゾーン」を全面リニューアルし、航空関係も充実した「航空宇宙ゾーン」として2月19日(土)にオープンする。今後の有望な産業フロンティアである航空・宇宙分野の技術について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの協力により、臨場感あふれる展示を追求。製造が始まった国産初のジェット旅客機MRJ(Mitsubishi Regional Jet)の機首部分実物大模型や、国産ロケットH-ⅡBの打ち上げを360度のスクリーンで上映する「チャンバーシアター」などにより、子どもから大人まで、本物の迫力を体感できる展示内容となっている。
さらに、航空の歴史や、大型旅客機並みの航続距離を実現したボーイング787の軽くて丈夫な主翼複合素材の実物なども展示。そのほか、空気抵抗や飛行機整備についても、映像を通して楽しく学べる。
宇宙コーナーのチャンバーシアターでは、宇宙ステーション補給機(HTV)の「こうのとり」の視点で、JAXAと三菱重工が共同開発した国産新型ロケットH-ⅡBの力強い打ち上げや、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングシーンを、CG映像と音・振動により堪能できる。ロケットエンジンLE-7、LE-7Aの実物展示では、現実空間の一部にCG映像を合成するAR(Augmented Reality:拡張現実)映像を重ね合わせることで、その仕組みや燃焼試験の様子をわかりやすく紹介する。
また、ISSの「きぼう」日本実験棟の模型展示では、新たにスペースデブリ(宇宙のゴミ)の衝突実験に使われたバンパの実物展示や、映像による「宇宙飛行士適性シミュレーション」がグレードアップする。
当技術館では、今回のリニューアルを記念して2つの関連イベントも実施する。2月26(土)・27(日)の両日には、小学生までを対象にストローとスーパーボールを使った工作「かんたん☆ストローロケット」を開催。3月6日(日)には、航空宇宙に関するアニメなど、科学映像の特別上映会を予定している。
三菱みなとみらい技術館は1994年6月、地域の人々との交流と科学技術への関心を高めることを目的に、横浜に開設。三菱重工が手掛ける最先端の科学技術・製品を「環境・エネルギー」「宇宙」「海洋」「交通・輸送」「くらしの発見」と「技術探検」の6つの展示ゾーンに分け、実機・模型、パネルなどでわかりやすく紹介している。
【MRJ開発プロジェクト】 【ロケットエンジンファクトリー】
▽ 三菱みなとみらい技術館
所在地 〒220−8401 横浜市西区みなとみらい3−3−1 三菱重工横浜ビル
電話 045−200−7351
FAX 045−200−9902
ホームページ http://www.mhi.co.jp/museum/
モバイルサイト http://museum.mobile.mhi.co.jp
アクセス みなとみらい線・みなとみらい駅より徒歩3分
JR根岸線または横浜市営地下鉄・桜木町駅より徒歩8分
開館時間 10:00AM~5:00PM(ただし入館は4:30PMまで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
特定休館日 2011年2月14日(月)~18日(金)・3月1日(火)
入館料 一般300円、中・高校生200円、小学生100円、団体(10人以上)は各100円引き
※小・中・高・大学生の校外学習・修学旅行等での来館は無料(要予約)
担当窓口:三菱みなとみらい技術館
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
詳しくは:
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