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モロッコの石炭焚き火力発電所向け蒸気タービン2基を受注

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 三菱重工業は、TAQA(アブダビ国営エネルギー会社)が全額出資する特別目的会社、Jorf Lasfar Energy Company (ジョルフ・ラスファールエナジーカンパニー) 5&6(JLEC 5&6)がモロッコに建設する大型石炭焚き火力発電所向けの蒸気タービン2基を受注した。このプロジェクトを手掛ける大宇建設(韓国)と三井物産のコンソーシアムに供給するもので、出力はともに35万kW。

 納入先の大型石炭焚き火力発電所は、モロッコ最大の都市カサブランカ南西の大西洋岸の街、El Jadida(エルジャディダ)市近郊Jorf Lasfar (ジョルフ・ラスファール)地区にある既設発電所に隣接して建設される。なお、当社は蒸気タービンを供給するほか、技術者の派遣も行う。

 TAQAは、電力分野での世界的なリーディングカンパニーとなることを目的に2005年に設立され、アブダビ証券取引所に上場している大手企業。海外においても石油・ガス開発から電力供給までの幅広いエネルギー事業を展開している。
 大宇建設は韓国の大手建設会社。公共施設、商業ビル、住宅などの建設および高速道路、港湾、鉄道などの土木工事を手掛ける。

 当社は今後も、高効率と高信頼性を両立させた蒸気タービンの営業を国内外で積極的に展開していく。

 

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