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大型クルーズ客船2隻、受注内定

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 三菱重工業はこのたび、世界最大のクルーズ客船会社であるカーニバル・コーポレーション& plc社(Carnival Corporation & plc、以下カーニバル社)との間で、同社傘下のアイーダ・クルーズ(AIDA Cruises)ブランド向け大型クルーズ客船2隻の建造に関する内定覚書(MOA)を締結した。この覚書は、正式な造船契約への合意、ファイナンスの成立ほかの条件が前提となる。

 今回受注内定したクルーズ客船は12万5,000総トンで、3,250人乗り。AIDAブランドの客船としては最大で、納期は2015年3月と2016年3月の予定。 カーニバル社向けの今回の新造船2隻は、当社にとって、同社傘下のプリンセス・クルーズ向けに2004年に引渡した2隻のクルーズ客船、ダイヤモンド・プリンセスとサファイア・プリンセス(ともに11万6,000総トン)に続くものとなる。

 カーニバル社は、傘下に10のクルーズブランドを擁するクルーズ客船会社最大手。現在101隻のクルーズ客船を運航し、さらに2016年までに10隻の新造船の就航を予定している。

 

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