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わが国初 EVやPHVを充電できる地下式立体駐車場を連続受注

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 三菱重工パーキング株式会社(社長:脇憲市、本社:神奈川県横浜市、三菱重工業が100%出資)は、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)を充電できる地下式立体駐車場「plug-inプレストパーク」を連続受注した。ともに23台分の充電機能を有する平面往復式立体駐車場で、ビルの地下空間を活用する同タイプの立体駐車場としてEVやPHVの充電機能を有する装置の受注はわが国で初めて。加えて、立体駐車場1基で23台分の充電機能を持つのも全国最大規模となる。

【地下式立体駐車場プレストパーク】
 今回受注したplug-inプレストパークは、ビルの地下空間に効率的に自動車を自動搬送・格納する平面往復式立体駐車場「プレストパーク」の改良版。2案件合わせた駐車台数は241台で、このうち、充電専用のコンセントが設置された23台分の駐車パレットをそれぞれが保有して、駐車中のEVやPHVの充電に対応する。

 ともに名古屋市内に建設中のビルの主要設備として納入するもので、初号機は、関電不動産株式会社が建設中のテナントビルである東海関電ビル(設計監理:安井建築設計事務所・ニュージェック設計共同企業体)向け。竣工は2012年1月の予定。建設工事を請負っている西松建設株式会社より受注した。
 2号機は、東京海上日動火災保険株式会社が建設中の名古屋東京海上日動ビル(設計監理:株式会社三菱地所設計)向け。竣工は2013年6月の予定。東京海上日動火災保険より受注した。

 三菱重工パーキングは、三菱重工から分離・独立して発足した機械式立体駐車場メーカー。業界としては唯一、環境省からエコ・ファースト企業の認定を受けている。EVやPHV充電機能付き立体駐車場にも早くから取り組み、今回受注したビル地下向け平面往復式「plug-inプレストパーク」のほか、地上空間を有効活用するエレベータ式「plug-inリフトパーク」、垂直循環式「plug-inタワーパーク」のラインアップを取り揃えて、すでに販売を開始している。

 わが国では、世界に先駆け2009年よりEVの量産モデルが販売され、2012年にはPHVの一般販売が予定されているが、運輸部門のCO2削減の切り札と期待されるEVやPHVの本格普及には、保管庫である駐車場の充電インフラ整備が不可欠。 三菱重工パーキングは今後も、都市インフラ設備メーカーとして、立体駐車場事業を通じて社会の要請に応えながら、環境保全と地球温暖化防止に貢献していく。

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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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