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ボーイング777の胴体部位 通算1,000号機目を出荷

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 三菱重工業は5日、米国ボーイング社の大型ジェット旅客機である「777」の1,000号機用後部胴体を広島製作所から、また、尾部胴体および乗降扉を名古屋航空宇宙システム製作所から、それぞれ同社に向けて出荷した。1993年に初号機用部位を納入してから18年目、2004年9月の500号機目出荷から7年目の大台達成となる。生産は777の好調な市場浸透を受け、引き続き高いペースが続いている。

 ボーイング777の1,000号機は、ボーイング社のエバレット工場(ワシントン州)ですでに組み立てが始まっており、2012年3月に、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイを本拠とするエミレーツ航空に納入される予定。エミレーツ航空は777の最大ユーザーであり、1,000号機は同社向けの102機目となる。

 777の開発にあたっては、“Working Together”の合言葉の下、エアラインの意見や要望を設計にきめ細かく採り入れる手法や、国際共同参画による開発方式が採用されている。日本からは当社のほか、川崎重工業株式会社と富士重工業株式会社がリスク・シェアリング・パートナーとして参画。日本の生産シェアは約21%で、そのうち当社は約42%を担当している。

 当社とボーイング社は、ともに航空宇宙産業のリーディングカンパニーとして、今後も世界が必要とする最良の製品、サービス、ソリューションを提供していく。

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