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三菱重工業は4月1日付で、交通・先端機器事業部、機械事業部が個々に所掌していた加速器関連事業を機械・鉄構事業本部直属の組織として集約・統合し「先端機器事業推進部」を新設する。国家プロジェクト向けの加速器コンポーネント事業と、加速管を用いた放射線治療装置などのシステム製品事業を融合することで、加速器システム事業の拡大とその民需転用・海外展開を強化するのが狙い。それにより、環境変化に耐える強固な体質をつくり、新規市場への参入による事業の拡大と経営の安定化をはかっていく。
集約・統合の対象となるのは、常伝導・超伝導加速器、放射線治療装置、レーザー溶接機・切断機、加速管応用システム(電子滅菌、危険物検知装置など)、有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)製造装置などの技術・製品。これらはこれまで交通・先端機器事業部(神戸、三原)、機械事業部(広島)が個々に所掌してきた。
先端機器事業推進部は、各部署に分散してきた営業機能を本社に集約するとともに、神戸の交通・先端機器事業部が保有してきた技術および設計業務を三原に統合したもので、三原と広島は一体運営を行って事業の効率アップをはかる。
当社は、多種多様な製品事業をそれぞれの事業特性に合わせて運営するため、これまで事業本部制と事業所制の2本立てで行ってきた組織運営を事業本部制に一本化するとともに、製品事業の状況を見極めて事業会社化するなど、機動力のある体制づくりを推進している。今回の新組織設置もその一環で、これらを通して今後も、更なる事業の拡大と連結経営の強化をはかっていく。
先端機器事業推進部は、各部署に分散してきた営業機能を本社に集約するとともに、神戸の交通・先端機器事業部が保有してきた技術および設計業務を三原に統合したもので、三原と広島は一体運営を行って事業の効率アップをはかる。
当社は、多種多様な製品事業をそれぞれの事業特性に合わせて運営するため、これまで事業本部制と事業所制の2本立てで行ってきた組織運営を事業本部制に一本化するとともに、製品事業の状況を見極めて事業会社化するなど、機動力のある体制づくりを推進している。今回の新組織設置もその一環で、これらを通して今後も、更なる事業の拡大と連結経営の強化をはかっていく。
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
詳しくは:
- 三菱重工グループのウェブサイト: www.mhi.com/jp
- オンラインマガジン SPECTRA: spectra.mhi.com/jp
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