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三菱重工業は、ものづくり技術をシリーズで紹介するテレビ・コマーシャル(TV-CM)を19年ぶりに放送する。これに合わせて、新聞・交通広告やウェブサイトも連動させた企業広告を展開していく。シリーズ第一弾として、22日に開業する世界一高い自立式電波塔「東京スカイツリー®」の頂部で、デジタル放送用アンテナなどを支える塔(ゲイン塔)を風から守る制振装置TMD(Tuned Mass Damper)※1について、11日から紹介する。
TV-CMは、11日から27日までのうち4日間放送。そのほか新聞広告を11日付朝刊に掲載し、さらに当社ウェブサイトでは、CM映像素材、およびCM映像を補完する4分のウェブムービーを特設サイト(http://www.mhi.co.jp/discover/mhi_file/index.html )に掲載する。また、JR品川駅の自由通路両側に設置されている44面のデジタルサイネージ(Digital Signage:電子看板)にも、14日から20日の7日間広告を展開する。
当社は3月10日、TV-CMでは1993年以来となる企業広告を放送し、国産大型ロケット「H-ⅡA」、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで運行されている無人運転鉄道システム「ドバイメトロ」など、当社が参画したプロジェクトについて紹介。ものづくりを通して豊かな社会づくりへの貢献を目指す当社の企業姿勢について表現した。
それに続く今回からの技術シリーズ広告では、三菱重工グループで働く一人ひとりが担当する仕事にスポットをあて、当社についての理解を深めてもらえるよう象徴的な技術を順次取り上げていく。
※1 TMDは、振動を制御したい建物や機械などに対して、錘(Mass)を減衰器(Damper)とバネを介して取り付け、固有振動数を最適に調整(Tuned)することで、
振動を吸収する装置。
※2 渦励振(うずれいしん)は、構造物の周辺や背後の渦に起因する振動。
【東京スカイツリー®頂部】 【制振装置TMD(写真提供:大林組)】
担当窓口:広報・IR部
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