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田町ビル、屋上緑化庭園に保育園児を招きイチゴ狩りを開催
CSR活動の一環で、楽しい環境学習の機会を提供

発行 第 199号
株式会社田町ビル
三菱重工業株式会社
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 三菱重工業グループの株式会社田町ビル(東京都港区、社長:加藤 千之)は28日、都内港区に所有するビルに地元の保育園児を招き、屋上緑化庭園でイチゴ狩りを開催した。CSR(企業の社会的責任)に基づく社会貢献活動の一環で、園児たちに身近な場所で楽しい環境学習の機会を提供したもの。2009年11月に初めてサツマイモ掘りを開催して以来、毎年初夏と秋にイチゴ狩りとサツマイモ掘りを開催しており、イチゴ狩りでは3回目、サツマイモ掘りを合わせれば昨年10月の開催に次ぐ6回目の催しで、港区関係者も参加して地域交流を深めた。

 会場となった屋上緑化庭園は、JR田町駅前にある賃貸ビル「第一田町ビル」の本館屋上スペース2,567.9m2のうち219m2を使ったもので、今後の本格的な屋上緑化に向け2009年5月から5年間の実験に取り組んでいる。港区が2026年に25%の緑被率目標を掲げて進める緑化活動に参加。区から補助金も受けている。

 屋上緑化庭園のうち21.5m2に人工土壌の「菜園」スペースを設け、そこにイチゴ54苗(宝幸早生40苗、とちおとめ7苗、紅ほっぺ7苗)を植えた。子どもたちの人気も高いイチゴはサツマイモを収穫した後、冬から春にかけての露地栽培に適しており、期待通りに成育した。残りのスペースでは、人工土壌の「芝生」と人工培土による水耕栽培システムを採用し、常緑植物や花を3ヵ月ごとに交換して育てている。

 イチゴ狩りに招待したのはプチ・ナーサリー田町(藤田 美樹園長)の3~5歳園児10人。港区のまちづくり推進担当者ら来賓と一緒に、まず屋上緑化の仕組みや効果について庭園の生育写真を中心とする展示パネルを使った説明を受けた後、田町ビル社員や引率した保育園職員のサポートでイチゴを収穫した。その後はイチゴを試食し、最後に自分たちが収穫したイチゴが入ったパックをおみやげに会場をあとにした。

特に年少園児は年長園児と違い、イチゴ狩りやサツマイモ掘りなどの遠足に出かける機会がないことから、保育園からも見えるビル街での充実した初夏のひと時を大いに楽しんだ。昨年参加した園児たちも、その時の思い出を絵に残している。

 田町ビルは三菱重工100%出資によるグループ建物資産運営管理会社で、1964年の設立。賃貸ビルの所有・運営および三菱重工ビルなどの運営管理と、その関連事業を手掛けている。「“安全で快適なビル空間サービス”の提供」を経営理念に、三菱重工のCSR行動指針、環境方針を反映した本業を活かした自然保護や教育支援に力を注いでおり、今回のような地域貢献活動に積極的に取り組み、従業員のCSRに対する意識向上を推進していく。

  
【集合写真】                           【試食模様】

担当窓口:株式会社田町ビル 総務部 総務グループ


Tags: CSR,アジア,コーポーレート
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