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「リオ+20」ジャパンパビリオンに出展

三菱重工業株式会社
三菱商事株式会社
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 三菱重工業株式会社(以下、三菱重工)と三菱商事株式会社(以下、三菱商事)は共同で、6月20日(水)からブラジルのリオデジャネイロで開催される「リオ+20(国連持続可能な開発会議)(注1)」のサイドイベントである「リオ+20」ジャパンパビリオン(Rio+20 Japan Pavilion)に出展する。

【ブースイメージ図】

 「リオ+20」ジャパンパビリオンは、わが国政府、自治体、企業などが出展する官民協働の“オールジャパン”パビリオンで、開催期間は6月13日(水)~24日(日)。ブラジル政府は各国VIPを含む5万人規模の参加者を見込んでいる。
 企業は20社以上が出展するが、そのうち、三菱重工と三菱商事の出展コンセプトは「低炭素社会(スマートコミュニティ)の実現」。これに貢献するそれぞれの会社の幅広い事業・製品等を展示・紹介する。(注2)

 具体的には、三菱重工は、エネルギー・環境関連では、ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)、J形ガスタービン、石炭ガス化複合発電(IGCC)、洋上風車、地熱発電、CO2回収装置、LNG洋上浮体式生産・貯蔵・積出施設(FPSO)などを、また、交通輸送関連では、次世代公共交通システム、リージョナルジェット機MRJ、H-ⅡA/H-ⅡBロケットなどをパネルと映像で紹介する。

 また、三菱商事は、スマートコミュニティ、水事業、太陽光、排出権事業などの環境配慮型のビジネスに関するパネルでの紹介やビデオの放映を行う。また、CSR活動などに関するパネルを展示する。同時に、三菱自動車の新世代電気自動車i-MiEV(アイ・ミーブ)の実物を展示し、電気自動車が提供する新しい暮らしを紹介する。

 6月13~19日、23~24日は一般公開日となっており、三菱重工、三菱商事は広く同国の人々に両社のプレゼンスの向上をはかる方針。

 三菱重工並びに三菱商事は今後も、陸、海、空、宇宙にわたるすべての空間を活動領域として、低炭素社会の実現に貢献する多様な事業を推進していく。

注1:リオ+20のテーマは環境と経済の両立。同じリオの地で「地球サミット」(国連環境開発会議)が開催された1992年から20年目の節目に当たる
   今回の会議では、世界の経済、社会、環境の今後10年のあり方が議論されることとなる。
   開催期間は20(水)~22日(金)で、約120ヵ国の首脳等が参加する見通し。

注2:南米最大の経済規模を誇るブラジルは“BRICs”の一国として安定的な成長を継続している。三菱重工と同国との関係は長く、約半世紀前の
   1963年にボイラー製造の拠点としてCBC重工業(CBC Industrias Pesadas S.A)を設立、また、2005年には営業拠点に特化した
   伯国三菱重工業(Mitsubishi Industrias Pesadas do Brasil Ltda.)を設立して様々な事業を展開している。
   また、三菱商事は1955年にブラジルに拠点を開設、地域の発展に貢献すべく、様々な事業を展開してきており、中期経営計画2012では
   ブラジルを “全社戦略地域”に指定し、一層取り組みを強化している。

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担当窓口:グローバル戦略本部


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三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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