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ラジオCMを放送、ものづくりの心や技術についてアピール

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 三菱重工業は、ラジオ・コマーシャル(ラジオCM)を、7日から毎週日曜日に半年間、TOKYO FMを通じて全国で放送する。本年の春~夏に放送したテレビCMと同じテーマで、当社のものづくりの心や技術について紹介するもの。じっくりと聞いてもらいたいとの狙いから、音声の効果にこだわり制作した。

 放送は午後1時50分ごろからで、時間は60秒。以下のような内容を放送していく。

 まず1つ目は、「ぼくらは少々急ぎすぎたのかもしれない」とのナレーションで始まり、ホルスト作曲の組曲「惑星」のジュピターを背景音楽に、産業革命以来ひたすら前だけを向いてきた歩みを一旦止めて、自然の声に耳を傾けてみることも大切だという、ものづくりの心についてのメッセージを送っている。蒸気機関車や電話など、現代社会の音と自然界の様々な音を対置させながら、環境との調和を説き、ものづくりを通して豊かな社会づくりへの貢献を目指す企業姿勢を紹介する。
 また、5月に開業した「東京スカイツリー®」の頂部で、デジタル放送用アンテナなどを支える塔を風から守る「制振装置」について取り上げたCMでは、振り子の原理でタワーの先端部で起きる揺れを動力源に電気を用いずにミリ単位で制御する技術について、吹きすさぶ風やヘリコプターの音を効果的に流して紹介。過酷な環境に「振り子のように寄り添う」技術のしなやかさをアピールする。
 さらに、航空機用エンジンバルブ製造技術から生まれた「傘中空エンジンバルブ」が自動車の燃費向上に貢献していることについて取り上げたCMでは、同バルブが搭載されている高級スポーツ車「NISSAN GT-R」のエンジン音を使い、戦前の大空由来の技術が長い時間を経て身近なところでも活躍していることを紹介する。

 今回、ラジオCMを放送するのは、聴覚だけに集中したラジオ媒体を通じて長期に訴えることで、幅広い年齢層に想像力を駆使して心に深く言葉を刻み込んでもらい、じっくりと当社について知ってもらうのが狙い。このため、人々の暮らしに近いテーマに絞り、当社の技術についてわかりやすく伝えることに力を注いだ。音声素材については、テレビCMの制作段階でラジオCMも念頭に置き選択した。

 当社は今後も、ものづくり企業である当社を象徴する技術について積極的に伝えていく。


ご参考:ラジオCM放送局一覧(PDF/46KB)PDF

 


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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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