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三菱重工業は、三菱商事と共同で、チリの発電事業者であるグアコルダ社(Empresa Electrica Guacolda S.A.)から出力15万4,000kWの石炭焚き火力発電設備をフルターンキー契約で受注した。当社はこれまでにも同社から出力15万kWと15万2,000kWの石炭焚き発電設備を各2基受注しており、今回の受注は5基目となる。運転開始は2015年9月の予定。
今回の石炭焚き発電設備は、首都サンティアゴの北方約700kmに位置するアタカマ(Atacama)州ウアスコ(Huasco)地区に建設される。これまで当社が手掛けた4基の既存発電設備に隣接するかたちで設置されるもので、設備はボイラー、蒸気タービン、発電機、復水器、脱硫装置、脱硝装置などからなる。このうち、当社は、発電機と電気品を除く諸機器を製造・供給、発電機、電気品は三菱電機が担当する。
グアコルダ社向け5基目となる今回の成約は、これまでの実績が評価されたほか、同国の規制強化の動きに適合した高い環境性能や、電力供給先の需要に合った短納期を高く評価されたことによる。
チリ経済は、世界的な銅価格の上昇などを背景に、2010年と2011年にそれぞれ前年比6.1%と6.0%の成長を達成、続く2012年も経済が堅調に推移しており、それらに伴い、電力需要が急増している。
当社は今後も、順調な経済発展を続けるチリをはじめとして、中南米市場全体への営業活動を一層活発に展開していく。
グアコルダ社向け5基目となる今回の成約は、これまでの実績が評価されたほか、同国の規制強化の動きに適合した高い環境性能や、電力供給先の需要に合った短納期を高く評価されたことによる。
チリ経済は、世界的な銅価格の上昇などを背景に、2010年と2011年にそれぞれ前年比6.1%と6.0%の成長を達成、続く2012年も経済が堅調に推移しており、それらに伴い、電力需要が急増している。
当社は今後も、順調な経済発展を続けるチリをはじめとして、中南米市場全体への営業活動を一層活発に展開していく。
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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