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平成25年度の入社式

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 三菱重工業は1日午前、東京・港区のインターシティーホールにおいて平成25年度の入社式を行いました。同日から当社の一員として社会人生活のスタートを切った新入社員に対し、宮永俊一社長が、ものづくり企業のトップとして、また社会人の一先輩として、激励のことばを贈ったもので、社長は当社社員としての心構えを示すとともに、「奥の深いプロフェッショナルになれ」と述べて、若い社会人たちの今後の活躍に強い期待を表明しました。

<社長挨拶要旨>
【三菱重工業とは】
  • 三菱の発祥は、明治3年に創業者である岩崎彌太郎が九十九(つくも)商会を興したことに遡りますが、当社として本格的に事業を開始したのは明治17年の長崎造船所の開業からです。以来129年、当社は社会や産業のインフラを支える企業として、国内外300社超のグループ企業とともに、多くの国の社会・経済の発展に貢献しています。

【従来の枠組みに捉われない組織運営】
  • 経済のグローバル化に伴って激しく変化する市場に対応するため、当社は大きな変革を進めています。一つは、事業本部に権限と責任を一本化した事業推進体制の強化であり、この成果をさらに進めて、当社グループの事業を「エネルギー・環境」「機械・設備システム」「交通・輸送」「防衛・宇宙」の4つの括りに集約・再編することも検討しています。また、コーポレート部門についても、この4月から一層の高度化・効率化を進め、グローバルな事業展開に最適なプロセスに再構築します。
    当社は、主力事業である火力発電システム分野について昨年11月、グローバルトップのリーディング・カンパニーを目指して日立製作所との事業統合を決断するなど、従来の枠組みに捉われない強化策を実施しています。このような変革とチャレンジの時期に迎える若い皆さんの創造力とバイタリティに大いに期待しています。

【当社の価値観-CIステートメント】
  • 「この星に、たしかな未来を」(Our Technologies, Your Tomorrow)この言葉には、「地球環境を重視したグローバルな企業活動を通じて、世界規模での持続型社会実現に向けて貢献し続ける企業」を実現するという“志”が込められています。「ものづくり企業」としての責任と自覚を持って、社会の期待に応えていかなければなりません。

【社員として目指すべき姿】(社是より)
  • 「顧客第一の信念に徹し、社業を通じて社会の進歩に貢献する」
    お客様の視点に立って、社会の進歩に貢献していくことが当社事業活動の基本です。
  • 「誠実を旨とし、和を重んじて公私の別を明らかにする」
    業務の透明性を高め、コンプライアンスを遵守して、社会的責任を果たしていきます。
  • 「世界的視野に立ち、経営の革新と技術の開発に努める」
    当社グループの技術とノウハウを世界に向けて発信し、グローバルな視点で日本の技術立国の一翼を担っていくことが使命であり、取り組むべき課題です。

【業務に携るに当たっての心構え】
  • 良き「企業人」、良き「社会人」、世界から認められる「国際人」であること
    人々との縁を大切にし、学び、人々ために心を尽くして働くことが、豊かな会社人生を作り出していきます。また、世界の人々とコミュニケートできるようにするため、自国以外の言葉もしっかり勉強して、自国以外の人々やその文化への尊敬の念を持つように心がけてください。
  • 奥の深い「プロフェッショナル」になれ
    「専門知識」の習得と「実務経験」、その奥にある基礎原理や関連分野とのつながりなどに「思索」を重ねるルーティンが真のプロフェッショナルを育てます。「継続は力」です。ひるむことなく、探究心を持って取り組んでください。
  • 健康で充実した生活を
    健康管理に気をつけて、焦ることなく、充実した生活を過ごしてください。


【入社式で挨拶をする宮永社長】


Tags: 人事,アジア,コーポレート
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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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