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福島復興・浮体式ウィンドファーム実証研究事業の進捗について
丸紅株式会社(プロジェクトインテグレータ)、東京大学(テクニカルアドバイザー)、三菱商事株式会社、三菱重工業株式会社、ジャパン マリンユナイテッド株式会社、三井造船株式会社、新日鐵住金株式会社、株式会社日立製作所、古河電気工業株式会社、清水建設株式会社および、みずほ情報総研株式会社からなるコンソーシアム(「福島洋上風力コンソーシアム」)が2012年3月に経済産業省より受託しました「浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業」に関し、このたび第1期実証研究事業のうち2MWダウンウィンド型浮体式洋上風力発電設備1基の組立作業が完了し、福島県に向けて曳航を開始しました。ついては現時点での本事業の進捗状況並びに今後のスケジュールにつきお知らせします。
1. 第1期工事概要
2MWダウンウィンド型浮体式洋上風力発電設備1基、
66kV浮体式洋上サブステーション(世界初)および海底ケーブルの設置
2. 現時点までの工事進捗状況
<2MWダウンウィンド型浮体式洋上風力発電設備>
・ 三井造船千葉事業所にて、浮体および風車の組立完了
・ 実証研究実施海域におけるアンカーチェーンの設置完了
<66kV浮体式洋上サブステーション>
・ ジャパンマリンユナイテッド横浜事業所にて、浮体式洋上サブステーションの製作完了
・ 実証研究実施海域におけるアンカーチェーン設置完了
<海底ケーブル>
・ 古河電気工業千葉事業所から福島県小名浜港へのケーブル輸送完了
・ 海底ケーブル敷設・埋設中
3. 今後のスケジュール
本年10月からの運転開始に向けた今後のスケジュールは下記の通りです。
※気象・海象条件により、スケジュール変更が生じる可能性があります。
<2MWダウンウィンド型浮体式洋上風力発電設備>
6月28日 三井造船千葉事業所より福島県小名浜港への曳航開始
7月上旬 小名浜港到着
7月上旬-中旬 電気工事ならびに電気系試験実施
7月下旬-8月初旬 実証研究実施海域への浮体曳航ならびに係留作業実施
<66kV浮体式洋上サブステーション>
7月上旬 ジャパンマリンユナイテッドにて、南本牧埠頭より実証研究実施海域への曳航開始
7月中旬 実証研究実施海域での浮体係留作業実施
<海底ケーブル>
7月下旬-8月下旬 ライザーケーブル積込、実証研究実施海域において敷設・埋設
8月 ケーブル接続
9月上旬 試運転開始
製品ページ
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