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リチウムイオン二次電池「MLiX」搭載のEVレーシングカーが優勝

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 三菱重工業の高性能リチウムイオン二次電池「MLiX」を搭載したEV(電気自動車)レーシングカーが、米国コロラド州で行われた「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2013」※のEV部門で、2位に30秒超の大差をつける9分46秒53のタイムで優勝しました。

【レースの様子】
 6月30日に行われたEV部門の決勝は、大雨後のウェットな悪条件下でのレースとなりましたが、ドライバーの田嶋伸博氏が、永年同レースで培った経験を活かして健闘。昨年の総合優勝車(ガソリン車)の記録(9分46秒16)とほぼ同じタイムで走破して今回の快挙となりました。

 当社は、コンテナ型電力貯蔵システムやハイブリッドフォークリフトなどで豊富な実績を有するリチウムイオン二次電池「MLiX」の標準型をベースとして、今回EVレーシングカー用に開発した高出力型電池を提供し、パワフルな登坂走行と今回の快挙をサポートしました。

 当社は今回のレースで得られた成果を今後の技術開発に活用し、省エネ・低炭素社会の実現に向けて取り組んでいきます。

※パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム:
今年で91回目を終え、単一シリーズとしては世界で2番目の歴史と伝統を誇っています。ロッキー山脈に連なるパイクスピーク山を舞台に、ゴール地点でもある山頂の標高4,301mに向かって約1,500mの高低差のある20kmのコースを一気に駆け上がる過酷な自動車レースです。当社は、地球環境保護の啓発活動の一環として同レースに参戦する電気自動車普及協議会(APEV)の「Team APEV with モンスタースポーツ」に協賛しています。今年は6月25日から30日まで開催されました。


【表彰式の様子】

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三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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