Press Information
三菱重工業は、潤滑油不要の磁気軸受を採用した高性能ターボ冷凍機を開発しました。磁気軸受を搭載した潤滑油フリー冷凍機の商用機は国内初。インバータを本体に搭載した省スペース型ターボ冷凍機「ecoターボETIシリーズ」の新機種「ETI-40MB/50 MB」として今秋発売します。容量レンジは350~500冷凍トン、潤滑油交換など保守の手間やコストを削減できます。
ターボ冷凍機の心臓部である圧縮機に、回転軸を磁気で浮上させる軸受構造を採用することにより、摩擦抵抗を非常に小さくし、さらに新型翼の採用によって、より一層の高効率化を実現しました。また、潤滑油とオイルフィルターの交換が不要になったことから、メンテナンスの手間とコストの大幅な削減が実現できました。
ETI-40MB/50MBシリーズは、400冷凍トン機で、定格COP※1が6.3、IPLV※2が9.0と、既存の「ETI-40」を上回る省エネ性能を実現し、冷媒にはオゾン層破壊係数ゼロのHFC-134aを使用。消費電力を低減できるとともに、CO2排出量も削減、地球温暖化防止にも貢献します。
また、本シリーズでは、既存のETI-40に比べて、圧縮機の数を2台から1台に削減したことにより、設置面積は約15%、機械質量は約20%のコンパクト化を実現。搬入・据付が容易になりました。
ETIシリーズは、省CO2・省エネをサポートする高効率・省スペースモデルの切り札として、2008年5月に150~500冷凍トンの機種を販売開始。その後、インバータ機市場の拡大とともに、2011年には700冷凍トンまでラインアップを拡充し、支持層を広げてきました。
当社は今回のETI-40MB/50MBの市場投入を弾みとして、今後は磁気軸受を搭載した大容量機の製品化も手掛け、ターボ冷凍機の幅広い顧客ニーズに応えていきます。
ETI-40MB/50MBシリーズは、400冷凍トン機で、定格COP※1が6.3、IPLV※2が9.0と、既存の「ETI-40」を上回る省エネ性能を実現し、冷媒にはオゾン層破壊係数ゼロのHFC-134aを使用。消費電力を低減できるとともに、CO2排出量も削減、地球温暖化防止にも貢献します。
また、本シリーズでは、既存のETI-40に比べて、圧縮機の数を2台から1台に削減したことにより、設置面積は約15%、機械質量は約20%のコンパクト化を実現。搬入・据付が容易になりました。
ETIシリーズは、省CO2・省エネをサポートする高効率・省スペースモデルの切り札として、2008年5月に150~500冷凍トンの機種を販売開始。その後、インバータ機市場の拡大とともに、2011年には700冷凍トンまでラインアップを拡充し、支持層を広げてきました。
当社は今回のETI-40MB/50MBの市場投入を弾みとして、今後は磁気軸受を搭載した大容量機の製品化も手掛け、ターボ冷凍機の幅広い顧客ニーズに応えていきます。
※1 COPはCoefficient of Performanceの略。成績係数のことで、値が大きいほど省エネ性に優れます。
JIS規格に基づき算出。COP=定格冷凍能力(kW)]]/>÷
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
詳しくは:
- 三菱重工グループのウェブサイト: www.mhi.com/jp
- オンラインマガジン SPECTRA: spectra.mhi.com/jp
- YouTube: Discover MHI
- Twitter: @MHI_Group | @MHI_GroupJP
- LinkedIn: Mitsubishi Heavy Industries をご覧ください。