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橋梁事業の業務提携に向けた基本合意書締結に関するお知らせ
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三菱重工業株式会社（取締役社長：宮永俊一／以下、三菱重工）及び三菱重工グループ会社の三菱重工鉄構エンジニアリング株式会社（取締役社長：吹原正晃／以下、MBE）は、宮地エンジニアリンググループ株式会社（代表取締役社長：青田重利／以下、宮地）とその子会社である宮地エンジニアリング株式会社（代表取締役社長：青田重利／以下、MEC）との間で橋梁事業の業務提携に向けた協議を開始することとし、本日、4社の間で基本合意書を締結致しましたのでお知らせ致します。
１．業務提携検討の理由
我が国の社会インフラ市場は、現在足許では東日本大震災の被災地域における復旧・復興事業が本格化しつつあり、また高速道路等のミッシングリンク（未整備区間）の解消、2020年の東京オリンピック開催に向けた各種整備、日々増大する老朽インフラへの早急な対応が求められる状況にあります。
近年低水準で推移してきた橋梁市場もこのような状況のもと、今後漸次回復基調を辿るものと思われます。
三菱重工及びMBEと宮地及びMECは、従来より共同企業体での鋼橋の施工等を通じ、長年にわたり信頼、協力関係を築いてまいりましたが、今後の橋梁事業の持続的成長発展のためには、更なる技術力の集積・向上、経営の合理化・効率化による収益力強化が必要との考えで一致し、業務提携として技術提携や将来的な資本提携の可能性を含めて検討していくことと致しました。
4社は、鋼橋部門でこれまで築き上げてきた実績をもとに、得意分野の補完性を活かし、技術力、営業力、コスト競争力でシナジーを発揮し、新設橋梁のみならず大規模修繕・大規模更新が期待される保全事業などの橋梁事業全般において、更なる事業発展を図る方策を共同で検討していきます。
２． 4社の概要
| (1)商号 | 三菱重工業株式会社 | 三菱重工鉄構エンジニアリング株式会社 | 宮地エンジニアリンググループ株式会社 | 宮地エンジニアリング株式会社 |
| (2)本社 | 東京都港区港南二丁目16番5号 | 広島県広島市中区江波沖町5番1号 | 東京都中央区日本橋富沢町9番19号 | 東京都中央区日本橋富沢町9番19号 |
| (3)代表者の | 取締役社長 | 取締役社長 | 代表取締役社長 | 代表取締役社長 |
| (4)事業内容 | 船舶、発電プラント、環境装置、産業用機械、航空・宇宙機器、エアコンなどの製造・販売・エンジニアリング | 橋梁、煙突、水門扉、ガスホルダー・ビールタンク等の鉄構物ならびに各種鉄工品の製造、据付、販売及び修理 | 橋梁、鉄骨、鉄塔、大空間構造物等の鋼構造物の設計、製作、架設、補修補強ならびに土木工事等の請負を主として行う子会社の株式を所有することによる、当該子会社の事業活動の支配、管理 | 橋梁、鉄骨、鉄塔、大空間構造物等の鋼構造物の設計、製作、架設、補修補強ならびに土木工事等 |
| (5)資本金 | 265,608百万円 | 5,000百万円 | 3,000百万円 | 1,500百万円 |
| (6)設立 | 1950年（昭和25年） | 1972年（昭和47年） | 2003年（平成15年） | 1949年（昭和24年） |
３．今後の予定
最終契約書を平成26年6月末日までに締結することを目途に4社間で提携内容の詳細を協議します。
担当窓口：三菱重工鉄構エンジニアリング株式会社
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
詳しくは:
- 三菱重工グループのウェブサイト: www.mhi.com/jp
- オンラインマガジン SPECTRA: spectra.mhi.com/jp
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