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新聞用オフセット輪転機「DIAMONDSPACE」を受注

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 三菱重工グループの三菱重工印刷紙工機械株式会社(社長:清水 雅巳、本社:広島県三原市)は、熊本日日新聞社から新聞用オフセット輪転機「DIAMONDSPACE(ダイヤモンドスペース)」を1セット受注しました。2015年春の稼動を予定しており、同新聞社の紙面品質や生産性の向上に貢献していきます。

新聞用オフセット輪転機「DIAMONDSPACE」
 ダイヤモンドスペースは、1時間に15万部の新聞を印刷することができ、最大40ページ(うち24ページがカラー)の印刷が可能です。また、各印刷ユニットを個別のモーターで駆動・制御するシャフトレス駆動方式を採用しており、従来方式に比べ、印刷準備時間を短縮できるほか、消費電力低減、損紙低減、低騒音などランニングコストや運転環境面でのさまざまな改善が織り込まれています。

 熊本日日新聞社には、三菱重工業が1992年に初めて新聞用オフセット輪転機2セットを納入。そのうちの1セットは2002年に入れ替えられ、今回は残る1セットの更新となります。

 熊本日日新聞社は、九州日日新聞と九州新聞の合併により1942年に発足。日刊紙「熊本日日新聞」を約33万部発行しています。同新聞社は、全国有数の高い技術力で定評があり、美しい印刷紙面と高い生産性を誇っています。今回の更新計画では、三菱重工が納入した輪転機のこれまでの稼動実績が高く評価され、受注につながりました。この輪転機には、同新聞社独自の特別仕様も盛り込まれており、三菱重工印刷紙工機械の技術力を結集した最新鋭機を納入することとなります。

 三菱重工印刷紙工機械は今回の受注を弾みとして、多様化した顧客の要望に応えるべく、一歩踏み込んだ提案型営業に力を注ぎ、国内外からの受注を伸ばしていきます。

Tags: 産業機械,アジア,I&Iドメイン
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