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熱源総合制御システム「エネコンダクタ」

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 三菱重工業の熱源総合制御システム「エネコンダクタ」が、一般財団法人 省エネルギーセンターが主催する「平成25年度 省エネ大賞」の製品・ビジネスモデル部門で最高賞の「経済産業大臣賞(節電賞)」を受賞、29日に表彰式が行われました。冷凍機メーカーならではのノウハウによる空調の大幅な省エネ化とCO2排出量削減に貢献する最適制御技術が高く評価されたものです。

【表彰式の模様】
 エネコンダクタは、ターボ冷凍機とその周辺装置である冷水ポンプ、冷却水ポンプ、冷却塔などを一括で制御するもので、冷凍機台数制御、冷水・冷却水変流量制御、冷却水温度最適化制御などの多様な機能を搭載しています。また、各冷凍機に対しては、データ通信を介して求められる最適な負荷を配分し、その性能を最大限に引き出すことができます。

 ターボ冷凍機は、インバ-タ技術を用いた回転数制御などにより世界最高水準の高効率化・省エネ化を実現していますが、一層の省エネを追求するには、冷凍機を複数台接続している空調設備全体の効率を最適化することが課題となっていました。エネコンダクタは、設備全体の制御ノウハウをパッケージ化することによりこの課題に応えたもので、熱源設備の消費電力を15年前と比べ約65%削減(当社比)することができます。

 省エネ大賞は、省エネ意識の浸透、省エネ製品の普及促進などを目的に、優れた省エネ活動事例や先進型省エネ製品などを表彰する制度です。経済産業省の後援で1990年から開催されています。

 当社は今回の受賞を励みとして、さらなる省エネに役立つ技術・製品開発に取り組み、エネルギー問題の緩和と地球温暖化問題の解決に貢献していきます。

 
【表彰式に出席した児玉常務執行役員(写真中央)他、冷熱事業本部関係者】

 

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