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三菱みなとみらい技術館(館長 栁 洋)は、体験展示コーナー「トライアルスクエア」をリニューアルし、2月23日(日)にオープンします。日本の科学系博物館では初めて、話題の3D(三次元)プリンタと設計体験を組み合わせることで、月面資源採掘船の開発に挑戦するプログラム「スペース・プロジェクト」を、株式会社キーエンスと共同で導入するものです。参加者は、未来の月面を舞台に資源採掘船を設計して採掘活動を体験でき、3Dプリンタで出力した資源採掘船の立体模型を持ち帰ることができます。
ミッション・ラボでは、未来の設計デバイス「GA-BAN(ガバン)」を使い、12人で力を合わせてドデカトロンを設計。それぞれがエンジンやコックピット、採集ローラーなどのパーツの設計を担当し、1つの機体をつくり上げていきます。その後には完成したドデカトロンを操縦し、月面での資源採掘を行います。参加証として、キーエンス社製の3Dプリンタで出力したドデカトロン(量産モデル)を手にすることができます。参加料は1人500円です。
カスタム・ラボでは、専用タブレット端末を使い、ミッション・ラボではチームに分かれて設計したドデカトロンの12個のパーツを、すべて1人で設計することができます。そのオリジナルデザインは、3Dプリンタで出力され、後日参加者に郵送されます。1日に36人体験可能。参加料は2,500円です。
三菱重工業は、「エネルギー・環境」「交通・輸送」「防衛・宇宙」「機械・設備システム」の幅広い事業領域を手掛け、宇宙関連においては、日本の基幹ロケットであるH-IIAおよびH-IIBの製造・打上げも行っています。また、宇宙開発の未来を切り拓く月面利用計画(月ビジョン)を提唱しています。当技術館では、スペース・プロジェクトを通じて子どもたちの夢を育てていきたいと考えています。
これまでのトライアルスクエアは、2009年1月に改装され、船や航空機の本格的な設計・操縦体験、蒸気機関車や自動車の製作体験により、ものづくりや科学技術の一端に触れられる能動型参加ゾーンとして人気を集めてきましたが、更なる新コーナーへの期待に応え、5年ぶりにリニューアルを行います。
三菱みなとみらい技術館は1994年6月、地域の人々との交流と科学技術への関心を促進することを目的に横浜に開設。三菱重工が手掛ける最先端の科学技術・製品を「環境・エネルギー」「航空宇宙」「海洋」「交通・輸送」「くらしの発見」と「技術探検」の6つの展示ゾーンに分け、実物・模型、映像やパネルなどでわかりやすく紹介しています。2012年10月に累計入館者200万人を達成。本年6月には20周年を迎えます。
▽ 三菱みなとみらい技術館
所在地 〒220−8401 横浜市西区みなとみらい3−3−1 三菱重工横浜ビル
電話 045−200−7351
F A X 045−200−9902
ウェブサイト http://www.mhi.co.jp/museum/
モバイルサイト http://museum.mobile.mhi.co.jp
アクセス みなとみらい線・みなとみらい駅より徒歩3分、JR根岸線または横浜市営地下鉄・桜木町駅より徒歩8分
開館時間 10:00AM~5:00PM(ただし入館は4:30PMまで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
*2014年4月からは火曜日が休館日です。
入館料 大人500円、中・高校生300円、小学生200円、団体(20人以上)は各100円引き
小・中・高・高専・大学生の校外学習・修学旅行等での来館は無料(要予約)
※ ドデカトロン(月面資源採掘船):ギリシャ語で「ドデカ」は12、「トロン」は装置を表します。
担当窓口:三菱みなとみらい技術館
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
詳しくは:
- 三菱重工グループのウェブサイト: www.mhi.com/jp
- オンラインマガジン SPECTRA: spectra.mhi.com/jp
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