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東日本大震災復興支援3年間の総括ウェブページを開設
これまでの取り組みについてまとめ、今後に向けた当社の思いを明確化

発行 第 5507号
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 三菱重工業は、東日本大震災の発生から3年を迎えるにあたり、当社ウェブサイトに復興支援活動の3年間を総括するページを開設しました。これまでの三菱重工グループの多様な取り組みについて、被災した方々をはじめとするステークホルダーにわかりやすくまとめて報告するとともに、今後の支援継続に向けた当社の思いを明確に伝えていくものです。

「三菱重工グループの東日本大震災復興支援の取り組み」
URL: http://www.mhi.co.jp/csr/socialcontribution/higashinihon/index.html

 総括ページ「三菱重工グループの東日本大震災復興支援の取り組み」は「CSRへの取り組み」内に設けています。「当社の思い」とともに、多様な取り組みを詳しく紹介した「活動レポート」を「活動マップ」と「活動一覧」も交えて公開しています。

 「当社の思い」では、当社グループが“社会の縁の下の力持ち”として、被災地に納入していた発電設備など社会インフラの迅速な復旧活動とともに義援金・物資の拠出やがれき撤去などのボランティアにも注力する一方、理科授業やラグビー教室、工場見学、大学生への奨学金給付などの地域貢献にも取り組んできたことを紹介。復興は“これからが正念場”と位置づけ、組織横断的な総合力で高度な専門技術を必要とする支援や、東北の子どもたちが夢や目標を持てる支援を行うと宣言しています。

 「活動レポート」は4区分で構成。まず「お客さまとともに」では火力発電設備の復旧支援や東京電力福島第一原子力発電所の安定化支援、経済産業省が進める福島での浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業への参画や各種社会・産業インフラの復旧・復興支援など、続く「被災した方々とともに」では社員ボランティアの被災地への派遣、社有ジェット機や社内医療施設による医療支援、被災漁業組合へのプレハブ冷凍冷蔵設備寄贈などについて報告しています。
 また、「将来の復興の担い手のために」では理科授業や工場見学ツアーによるキャリア教育支援、当社特別奨学金の給付と奨学生との交流などについて紹介。「人と人をつなぐために」では自立的復興のための仕事づくりやコミュニティ再生に向けた少額支援金制度やチャリティミュージカルの開催、津波により被害を受けた写真を洗浄して持ち主が探しやすい状態にして現地に返すボランティア活動などを取り上げています。
 「活動マップ」では、地図上でこれらの支援活動を行った地域を、支援分野別のアイコンで表示。「活動一覧」では、すべての活動を一覧表で紹介しています。

 当社は今後もグループを挙げて、被災地が復興し、さらに発展していくために、支援活動を継続していきます。

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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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