Press Information

福島復興・浮体式ウィンドファーム実証研究事業のうち第2期工事の進捗について

<福島洋上風力コンソーシアム>
丸紅株式会社
国立大学法人 東京大学
三菱商事株式会社
三菱重工業株式会社
ジャパン マリンユナイテッド株式会社
三井造船株式会社
新日鐵住金株式会社
株式会社日立製作所
古河電気工業株式会社
清水建設株式会社
みずほ情報総研株式会社
Print

丸紅株式会社(プロジェクトインテグレータ)、東京大学(テクニカルアドバイザー)、三菱商事株式会社、三菱重工業株式会社、ジャパン マリンユナイテッド株式会社、三井造船株式会社、新日鐵住金株式会社、株式会社日立製作所、古河電気工業株式会社、清水建設株式会社および、みずほ情報総研株式会社からなるコンソーシアム(「福島洋上風力コンソーシアム」)が2012年3月に経済産業省より受託しました「浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業」に関し、第2期工事のうち7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備用浮体1基について、長崎港から福島県いわき市小名浜港への曳航作業を本日開始致します。また、小名浜港における超大型クレーンによる浮体設備への風車搭載・組立工事に向けた地元関係者との事前協議や港湾整備を完了させる等、世界初の7MW浮体式洋上風力発電設備の設置に向け着々と準備を進めています。

第2期実証研究事業の進捗状況並びに今後の予定は下記の通りです。

1.第2期工事概要
7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備の組立および実証研究実施海域への設置
2.現時点までの工事進捗状況
<7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備>
  • 実証研究実施海域におけるアンカーチェーンおよび海底ケーブルの先行設置完了
  • 小名浜港・藤原埠頭における地盤強化工事および着底マウンド設置作業完了
  • 三菱重工業神戸造船所にて風車タワー製作中
  • 三菱重工業横浜製作所にて風車ナセルの組立中
  • 長崎港からの浮体沖出し・曳航作業開始
3.今後の予定
※気象・海象条件等により、スケジュール変更が生じる可能性があります。
<7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備>
11月10日
小名浜港への浮体入港および同港内・藤原埠頭への浮体着底
11月上旬~1月下旬
小名浜港における浮体への風車搭載用大型クレーンの組立
2月上旬~
小名浜港における浮体への風車搭載および楢葉町沖への曳航・設置

長崎港内を曳航される7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備用浮体
長崎港内を曳航される7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備用浮体


Tags: 再生可能エネルギー,アジア,パワードメイン
mission_net_zero

三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

詳しくは: