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三菱重工鉄構エンジニアリング株式会社の株式の譲渡に関するお知らせ

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 三菱重工業株式会社(取締役社長:宮永俊一/以下、当社)は、当社100%出資のグループ会社である三菱重工鉄構エンジニアリング株式会社(取締役社長:吹原正晃/以下、MBE)の株式の51%を、2015年4月1日に宮地エンジニアリンググループ株式会社(代表取締役社長:青田重利/以下、宮地)へ譲渡することを決定しました。これに伴い、本日、宮地との間で株式譲渡契約書及び株主間契約書を締結したのでお知らせいたします。

【株式譲渡の理由】
 我が国の社会インフラ市場は、現在足許では東日本大震災の被災地域における復旧・復興事業や日々増大する老朽インフラへの早急な対応、また高速道路・新幹線等の整備、2020年の東京オリンピック開催に向けた各種整備などへの対応が求められる状況にあります。
 近年低水準で推移してきた橋梁市場もこのような状況のもと、今後漸次回復基調を辿るものと思われます。
 当社及びMBEと宮地及び宮地の子会社である宮地エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:青田重利)は、従来から共同企業体での鋼橋の施工等を通じ、長年にわたり信頼、協力関係を築いてまいりましたが、今後の橋梁事業の持続的成長発展のためには、更なる技術力の集積・向上、経営の合理化・効率化による収益力強化が必要との考えで一致し、2013年11月7日に4社で橋梁事業の業務提携に向けた基本合意書を締結し、様々な可能性について検討してまいりました。その結果、当社は、MBEの株式の51%を2015年4月1日に宮地へ譲渡することを決定いたしました。
 今後も、4社は、鋼橋部門でこれまで築き上げてきた実績をもとに、得意分野の補完性を活かし、技術力、営業力、コスト競争力でシナジーを発揮し、新設橋梁のみならず大規模修繕・大規模更新が期待される保全事業などの橋梁事業全般において、共同で更なる事業発展を図る方策を継続して検討していきます。
 なお、MBEは、2015年4月1日にエム・エムブリッジ株式会社へ商号を変更する予定です。

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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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