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三菱みなとみらい技術館(館長 能宗 俊起)は、海洋分野の先進技術を紹介する「海洋ゾーン」をリニューアルし、3月1日(日)にオープンします。実物大の有人潜水調査船「しんかい6500」を部位で切り分けて内部の仕組みがわかるようにした“分解展示”を中心に、次世代潜水調査船シミュレータなど、深海の探査に挑むものづくり技術が体感できる展示で構成。子どもや大人の興味や探究心を喚起する内容となっています。
中心展示の「『しんかい6500』実物大 分解展示」では、同船の外側に加えて内部も詳しく再現。マニピュレータや耐圧殻、浮力材などを搭載している機材・部材を、実物・模型および映像で詳しく紹介します。見学者は、球形の耐圧殻に守られたコックピットを間近に観察することができます。
また、1万m以上の潜水能力を持つ次世代潜水調査船を想定した模擬操作体験ができる「『SUPER SHINKAI』に挑戦」では、操船やマニピュレータ操作を通じて、潜水調査船のさまざまなミッションに挑戦することができます。臨場感あふれるドーム型スクリーンを見ながら各種デバイス操作により、生物の写真撮影や地震計の設置、鉱石採取のシミュレーションが可能です。
「シーメカニマルをつくろう」では、タッチパネル操作で自分の好きなパーツや色を選び、“さかな型”や“くらげ型”のボディを持つ深海生物メカのシーメカニマルをつくることができます。ボディの種類を選択後、動力パーツ(推進力)、制御パーツ(方向舵)、補助パーツを選んで取り付け、最後に着色することで、自分だけのシーメカニマルが完成。完成後は、壁から床まで広がるワイドスクリーンにシーメカニマルが登場し、選択パーツの特性を反映した動きを見せてくれます。最大20匹の同時遊泳が可能です。
このスクリーンでは「しんかいシアター」も上映します。「しんかい6500」が海上から潜航して水深6,500mの海底に到達し、上昇して浮上するまでのプロセスを、海中の明るさや生物の変化などとともに楽しめます。
「『しんかい6500』メカニックベース」は、タッチパネル操作による「しんかい6500」のチャレンジ学習コーナーです。障害物探知により同船を航行させる潜航チャレンジ、主な構造パーツをプラモデル方式で切り離し・装着することで同船完成に挑戦する組み立てチャレンジなどがあります。
三菱みなとみらい技術館は1994年6月、地域の人々との交流と科学技術に対する関心を促進することを目的に横浜に開設。三菱重工業が手掛ける最先端の科学技術・製品を6つの展示ゾーンに分け、実物と模型、映像やパネルなどでわかりやすく紹介しています。2012年10月には開館以来の入館者が通算200万人を突破。昨年は開館20周年を迎え、記念の式典やイベントを開催しました。最新の科学技術について“ホンモノを見たり触ったりして体感してもらう”というコンセプトが支持され、幼児から大人、高齢者まで来館者の幅も広がってきており、今後も展示内容の充実や新しい企画に取り組んでいきます。
▽ 三菱みなとみらい技術館
所在地 〒220−8401 横浜市西区みなとみらい3−3−1 三菱重工横浜ビル
電話 045−200−7351
F A X 045−200−9902
ウェブサイト http://www.mhi.co.jp/museum/
モバイルサイト http://museum.mobile.mhi.co.jp
アクセス みなとみらい線・みなとみらい駅より徒歩3分、JR根岸線または横浜市営地下鉄・桜木町駅より徒歩8分
開館時間 10:00AM~5:00PM(ただし入館は4:30PMまで)
休館日 火曜日(祝日の場合は翌日)、特定休館日:2015年2月17 日(火)~28日(土)
入館料 大人500円、中・高校生300円、小学生200円、団体(20人以上)は各100円引き
小・中・高・高専・大学生の校外学習・修学旅行等での来館は無料(要予約)
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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