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三菱重工業は、厨房などでの使用に適した耐蝕性に優れる天吊耐油形パッケージエアコンFDESシリーズの新モデルを4月中旬に発売します。ラインアップは3馬力シングルモデルから10馬力ツインモデルまでの合計5機種。いずれも2015年度グリーン購入法基準値※をクリアした高効率タイプで、ピンポイントに風を送るスポット空調が可能になりました。また、熱湯洗浄することで繰り返し使用できるアルミ素材で構成したフィルターを装備するなど、機能性および施工性・保守性も向上しています。
保守性向上の面では、蒸気や油煙などが発生する環境下で使用されることを想定して汚れやすい熱交換器の一次側をユニット下方に配置して、ドレンパンを外すことなくユニット下面から熱交換器の洗浄を可能にしています。また、熱交換器から出る凝縮水用の排水配管には内径25mmの大径パイプ(VP25)を採用。オプションのドレンアップキットは、施工性に配慮して室内ユニット内蔵タイプにしました。
当社は引き続き、パッケージエアコン、ビル空調システムをはじめとする空調機器事業の拡大を目指し、省エネ性や操作性に優れた製品の開発に注力していきます。
※ グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)におけるエアコンの「判断の基準」は、省エネルギー性(通年エネルギー消費効率が一定基準値以上)および冷媒の環境性(オゾン層破壊物質が使われていない)です。
●スポット空調が可能
室内ユニット中央部から吹出す冷風で部屋全体を空調することに加え、室内ユニットの両サイドに装着できるフレキシブルダクトから希望の場所にピンポイントで冷・暖風を送ることが可能です。
●室内ユニット内蔵型ドレンポンプを用意(オプション)
高ヘッドドレンポンプを室内ユニット内に内蔵することができます。
これによりドレンポンプを別置きする必要がなくなり施工時間の短縮と意匠面においても向上しました。
●外気導入が可能
厨房などで使用する際、換気扇から排出される空気の一部を屋外のフレッシュエアーとしてを処理した上で室内に供給することが可能です。
●室内ユニットの熱交換器の簡易洗浄が可能
室内ユニット下面の4つ(A:パネル、B:ファンガード、C:パネル、D:リッド)のパーツを外すことで熱交換器の一次側へのアクセスが可能です。
これにより室内ユニットを天井面から外すことなく、簡易に熱交換器の洗浄が可能になりました。
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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