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船舶建造事業と船体ブロック製造事業の新会社2社が営業開始

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 三菱重工業の長崎地区における商船建造事業を承継した当社100%出資の新会社である船舶建造事業を担う「三菱重工船舶海洋株式会社」と船体ブロック製造事業を担う「三菱重工船体株式会社」が10月1日、営業を開始します。長崎造船所で培った各種リソースを活用し、製品ラインの選択・集中や事業のコンパクト化に取り組むことで競争力強化を目指します。

 三菱重工船舶海洋は、得意船種であるガス運搬船(LNG・LPG船)に集約、同一船種の連続建造により、生産の整流化やサプライチェーンマネジメント改革などを通じた生産性の向上を進めます。また、組織をコンパクトにすることで機動性を上げ、組織間のコミュニケーションを活発化、コスト競争力の強化をはかり、収益の安定化を推進します。

 三菱重工船体は、長崎造船所 香焼工場の強みである大型船体ブロックの生産に特化することで、生産規模の拡大、同型ブロックの連続生産、生産合理化投資などを進めます。加えて、他造船所への大型ブロック外販にも取り組み、生産量を拡大していく計画です。屋内で大型ブロックを製作することが可能で、複数ブロックの一括供給ができるなど、同社ならではの特長を有効活用し、確かな品質と高い生産性の確保や短納期・低コスト化につなげていきます。

 当社の長崎造船所は、これまで技術的に高度な大型商船を幅広く手掛けてきました。2社は今後、こうした技術・生産・人材面のリソースのフル活用・再構築に力を注ぎ、商船事業の一層の発展に努めていきます。

■船舶建造事業会社の概要(2015年10月1日現在)

社   

三菱重工船舶海洋株式会

本社所在

長崎市香焼町180番地

代表者の役職・氏

取締役社長 横田 宏

事 業 内

船舶の設計、製造および修理

従 業 員 数

500

資 本 

1,000万円

決 算 期

331


■船体ブロック製造事業会社の概要(2015年10月1日現在)

社   

三菱重工船体株式会

本社所在

長崎市香焼町180番地

代表者の役職・氏

取締役社長 村上 幸司

事 業 内

船体ブロックの製造等

従 業 員 数

170

資 本 

300万円

決 算 期

331


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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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