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次世代型電子式道路課金システム(次世代ERP)を受注

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 三菱重工グループの三菱重工メカトロシステムズ株式会社(社長:長島 是、本社:兵庫県神戸市、三菱重工業が100%出資)は、シンガポールのシステム統合サービス会社であるNCS Pte. Ltd.と共同で、同国陸上交通庁(LTA:Land Transport Authority)から、都市部の渋滞を緩和する次世代型電子式道路課金システム(the Next-generation Electronic Road Pricing system)を受注しました。当社全額出資の現地法人であるMitsubishi Heavy Industries Engine System Asia Pte. Ltd.(MHIES-A)を通じて受注したもので、受注総額は5億5,600万シンガポールドル(約450億円)です。

 今回受注した次世代ERP は、衛星測位技術と広域通信網を用いて渋滞緩和などの交通需要管理を行う次世代の道路課金システムで、このタイプのシステムが広く都市部に導入されるのは今回が初めてです。

 当社グループは、1998年に世界初となるERPをシンガポールに納入しており、現在も97ヵ所で運営されています。また、2011年から2013年にかけて実施された次世代ERP の実証実験にも参画するなど、20年以上にわたり同国の道路交通インフラの構築に関わってきました。今回の受注は、当社の優れた技術力とこれらの実績が評価されたものです。

 NCS Pte. Ltd. は、シンガポール・テレコム(Singapore Telecommunications Limited)傘下の同国最大のIT企業で、道路交通関係ITシステムの運営・メンテナンスなども手掛けています。

 都市部の渋滞・環境問題はいまや大都市共通の課題であり、とくに急速な経済発展を続けるアジアの大都市では大きな問題となっています。

当社グループは今後も、先進的な道路課金システムの開発に取り組み、それぞれの都市の特性を踏まえた最適なソリューションを提供していきます。


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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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