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第一実業、三菱重工グループのターボデン社と
バイナリー発電装置の販売総代理店契約締結

第一実業株式会社
三菱重工業株式会社
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 総合機械商社の第一実業(東京都千代田区)と三菱重工業(東京都港区)は、三菱重工グループのターボデン社(Turboden s.r.l. イタリア・ロンバルディア州)製バイナリー発電装置の事業拡大に向けて互いに協力していくことに合意し、5月20日、第一実業とターボデン社は、第一実業をターボデン社の国内販売総代理店とする契約を締結しました。

 比較的低い温度の熱を利用した発電装置であるバイナリー発電装置は、環境負荷が極めて小さい発電装置として今後の市場拡大が期待されています。

 第一実業は、国内の地熱・温泉、焼却排熱、工場排熱を活かした小型バイナリー発電装置の製造・販売・サービスの大手で、バイナリー発電装置市場で豊富な知見と実績を有しています。
 今回の国内販売総代理店契約の締結により、第一実業はターボデン社の中大型バイナリー発電装置を自社のラインナップに加えることで、より幅広いバイナリー発電分野に事業の伸張を図ることが可能になります。
 また、ターボデン社は第一実業の充実した販売網を通じ、自社製品の国内における普及拡大が期待できます。

 第一実業と三菱重工グループは、各種産業機械のリーディングカンパニーとして、再生可能エネルギー関連設備など環境対応製品の製造および販売を通じて、地球環境保護と持続可能な社会の構築に貢献していきます。

 ※ターボデン社製バイナリー発電装置は、沸点の低い有機系材料を沸騰媒体として稼働させるORC(Organic Rankine Cycle:有機ランキンサイクル)タービンを主機として構成されており、バイオマスや工場排熱、地熱などの比較的低い温度の熱を用いて発電するシステム。

●販売ラインナップイメージ

●ターボデン社バイナリー発電装置



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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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