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三重県松阪市に民間航空機部品の表面処理・塗装を手掛ける合弁会社を設立

真和工業株式会社
三菱重工業株式会社
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 真和工業株式会社(本社:愛知県豊田市、取締役社長:前田泰広)と三菱重工業株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:宮永俊一)は6月7日、三重県松阪市に民間航空機部品の表面処理および塗装を手掛ける合弁会社「松阪APM株式会社」を設立しました。同社は航空機部品生産協同組合(松阪クラスター、所在地:三重県松阪市、代表理事:加藤隆司氏)に加入予定で、三菱重工グループが開発している次世代リージョナルジェット機MRJ(Mitsubishi Regional Jet)の量産や、ボーイング社向け民間航空機の増産に対応するため、2017年度の生産開始を予定しています。

 真和工業は、トヨタ自動車株式会社の協力企業で自動車の内外装部品を生産する小島プレス工業株式会社(本社:愛知県豊田市、取締役社長:小島洋一郎)の100%出資子会社で、金属・樹脂部品の開発、設計、製造および物流管理を手掛けています。

 松阪APMの資本金は1億円で、真和工業が51%、三菱重工業が49%を出資。本社・工場を松阪クラスター内に構えます。社長には真和工業から小島隆史が就任しました。

 松阪クラスターは、メーカーが集結し、加工から表面処理までの一貫生産を可能とする本邦初の中小物航空機部品製造拠点となる計画であり、松阪APMは、他のクラスター参画各社と協力し、従来にない短いフロータイムで効率的な部品生産の仕組みをつくり上げていきます。

 真和工業および三菱重工業は、今回の合弁会社設立を礎の一つとして、MRJプロジェクトの成功ならびにグローバル市場で勝ち抜いていける航空機産業の発展に向けて全力で取り組んでいきます。

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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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