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三菱みなとみらい技術館が「夏のサイエンスフェスティバル」を開催
見て・聞いて・触れて実感! 科学と遊ぶ2日間

発行 第 5774号
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 三菱みなとみらい技術館(館長 能宗 俊起)は、8月6日(土)と7日(日)の2日間、「夏のサイエンスフェスティバル」を開催します。期間中のさまざまなイベントを通じて、子どもはもちろん大人にも科学技術の楽しさやものづくりの面白さを体感してもらえる夏休みの一大イベントです。

 2階特別展示コーナーでは2日間を通して、特定非営利活動法人コロコロ研究所※1の協力により「コロコロからくり装置」を展示します。日常的なものを利用したからくり装置をつくり、小さな球が大きなドミノや仕掛けを動かすものです。運動の必然的で自動的な動きについて見せ、それらが組み合わさることで次々に起こる連鎖運動について分かりやすく紹介するとともに実演します(以下各イベントの詳細については当技術館ウェブサイト参照)。

 2階第2映像ルームでは「サイエンス講演会」を実施します。

 6日は「気候と二人三脚で歩く!」と題し、地球温暖化だけでなく、日本で問題となっている大雨・大雪などの極端な気候変動と向き合っていくための取り組みや、現在進行中の国家プロジェクト「気候変動適応技術社会実装プログラム」(SI-CAT)の内容も含めた最先端の話題について、国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC)気候変動適応技術開発プロジェクトチーム特任技術副主幹の中川友進氏に講演いただきます(協力:JAMSTEC)。

7日は「ブラックホールを見る」と題し、それ自体は光を出さないブラックホールをどのように観測して研究しているのか、今年になって分かった観測方法も含めて、X線天文衛星を使ったブラックホールの研究を主たる専門としている国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所教授兼東京大学大学院教授の海老沢研氏に講演いただきます(協力:JAXA)。

 1階ぴったりホームの横では「実験!発電の仕組みサイエンスショー」を開催。空気や水の動きで羽根つきモーターを回し「電気を生み出す」仕組みについて、どうすれば効率的に大量の電気が生み出せるのかを実演を交えて分かりやすく紹介します。また、その横ではサイエンスフェスティバルの思い出づくりにと、来館者の皆さんが世界で一つのオリジナル缶バッジ制作に参加できるコーナーを設けます(参加費200円)。

 2階第1映像ルームでは2つのワークショップ(ともに参加費500円、当日先着順)を開催します。「かわりかざぐるまをつくろう!」では風の力でクルクルまわる楽しいかざぐるまをつくります。「手作り地球儀をつくろう!」では地図を球面に貼り付けて小さな地球儀をつくります。

 その他、サイエンスフェスティバルの期間中は当技術館のキャラクターであるテクノくんが登場します。

 三菱みなとみらい技術館は1994年6月、地域の人々との交流と科学技術に対する関心を促進することを目的に横浜に開設。三菱重工業が手掛ける最先端の科学技術・製品を6つの展示ゾーンに分け、実物と模型、映像やパネルなどでわかりやすく紹介しています。本年3月14日には開館以来の入館者が通算250万人を突破しました。また、同2月28日には「航空宇宙ゾーン」をリニューアルオープンし、国産初のジェット旅客機MRJ(Mitsubishi Regional Jet)の機首・前胴部と主翼(一部)・エンジン部の実物大展示を中心に、航空機やロケットなどの技術について体験展示なども交えて紹介しています。最新の科学技術について“ホンモノを見たり触ったりして体感してもらう”というコンセプトが支持され、幼児から大人、高齢の方まで来館者の幅も広がっており、今後も展示内容の充実や新しい企画に取り組んでいきます。


▽ 三菱みなとみらい技術館
所在地  〒220−8401 横浜市西区みなとみらい3−3−1 三菱重工横浜ビル
電話  045−200−7351
F A X  045−200−9902
ウェブサイト http://www.mhi.co.jp/museum/

三菱みなとみらい技術館 携帯サイト QRコード
アクセス みなとみらい線・みなとみらい駅より徒歩3分
 JR根岸線または横浜市営地下鉄・桜木町駅より徒歩8分
開館時間 10:00AM~5:00PM(ただし入館は4:30PMまで)
休館日 火曜日(祝日の場合は翌日)
入館料 大人500円、中・高校生300円、小学生200円
団体(20人以上)は各100円引き
 小・中・高・高専・大学生の校外学習・修学旅行等での来館は無料(要予約)

※1 コロコロ装置(日常的なものを利用した創意工夫により、ものが動く原理だけで連続的にからくりを動かす仕掛け)の企画から製作までを行う埼玉の板金職人集団(専門技術者グループ)。テレビ東京の人気番組「TVチャンピオン」での優勝をきっかけに団体を設立、埼玉県立小児医療センターでの慰問活動、ウェブCM、NHKや民放各局のドラマ、バラエティほか、人気番組での製作を多数手がけています。近年では、親子や子どもたち向けの製作体験教室や各地域でのイベント参加を通して、ものづくりへの興味や理解を深め、その達成感から溢れ出る「子どもたちの笑顔」を楽しみに活動しています。


Tags: CSR,アジア,コーポーレート
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