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エジプトに現地法人MHI Technologies S.A.Eを設立

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 三菱重工業は7月21日付で、エジプトのニューカイロ市内に現地法人となる「MHI Technologies S.A.E」(MHIエジプト)を設立しました。同国の政府機関や経済・産業界との関係を強化し、9,000万の人口を擁する同国および同国と関係の深いアフリカ市場への拠点として、急増するインフラ整備や産業基盤強化の需要に迅速かつきめ細かく対応するのが狙いで、新規事業開拓も含めた機動的な営業活動とエジプト企業との提携などに取り組みます。

 MHIエジプトは、当社、当社グループの欧州・中東・アフリカ地域を統括するMitsubishi Heavy Industries France S.A.S.(MHIF、本社:パリ)、当社欧州拠点であるMitsubishi Heavy Industries Europe, Ltd.(MHIE、本社:ロンドン)の3社出資により設立するものです。

 エジプトでは2015年にスエズ運河の複線化が完工、また周辺地域の開発計画等、大規模プロジェクトが展開され、同国の将来に向けた成長力には世界から注目が集まり、海外からの直接投資なども活発化しています。

 MHIエジプトの発足に際して、当社社長の宮永俊一は次のように述べています。
 「三菱重工グループは現在、エジプト最大となる南ヘルワン火力発電所の建設プロジェクトに参加するなど、エネルギー関連をはじめとして、同国に多数の製品を納入しています。MHIエジプトの設立を契機に、より一層、同国に根ざした活動をはかるとともに、当社グループの幅広い事業領域での技術力を駆使し、今後一層エジプトの成長・繁栄に貢献できるようグループを挙げて取り組んでいきます。」

 当社は今後、MHIエジプトを通じて、エジプト国内およびアフリカ地域の顧客・市場に密着し、同地域の経済・産業発展に貢献する事業活動をさらに積極化していきます。

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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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