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統合レポート「MHIレポート2016」を発行
中期経営計画の進捗やリスクマネジメント強化等について多面的に紹介

発行 第 5788号
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 三菱重工業は21日、社外との幅広い対話を推進していくメインツールである統合レポート「MHIレポート2016」を発行しました。当社の価値創造のあり方を長期視点で伝えていくために、アニュアル・レポート(年次報告書)とCSRレポート(社会・環境報告書)の情報を一体化させたレポートです。今回は、リスクマネジメントをメインテーマと位置付け、その考え方や取り組みに触れるとともに、中期経営計画の進捗や2016年3月期(2015年度)の業績、環境・社会との関わり等について多面的にわかりやすく紹介しています。

 3回目の発行となる今回の統合レポートでは、国際統合報告評議会(IIRC)が公表している「国際統合報告フレームワーク」の考え方を踏まえつつ、当社の目線から、企業価値の創造に焦点を合わせています。「新たな成長への道のり」をテーマとした特集を巻頭に配置し、続いて「経営戦略」「事業による価値創造の成果と戦略」「価値創造の仕組み構築」を取り上げる4部構成としました。

 巻頭特集では、社会の進歩とともに歩んできた当社の歴史や、近年の経営改革の成果と課題、そして新たなステージに向けて取り組んでいるエンジニアリング力の研鑽とリスクマネジメントの強化について紹介しています。

 経営戦略では、社長メッセージで宮永俊一社長が、時代とともに変化・成長してきた軌跡を解説するとともに、昨年度から3ヵ年にわたる中期経営計画「2015事業計画」の推進状況等のほか、成長ドライバーやリスクマネジメント施策に係る考え方や背景について語っています。飛躍を遂げるために必要となる経営レベルでのリスク検証力および耐性の向上、課題発生後の解決力の強化など、リスクマネジメント強化への決意を述べています。

また、CFOメッセージでは、中期的な財務状態のトレンド、ポートフォリオマネジメント、キャッシュ・フロー経営の状況、資本政策など、財務戦略について解説。さらに、今回初めて掲載するCTOメッセージでは、エンジニアリング事業強化の狙いや事業への適用の見通しについて触れ、当社の強みであるエンジニアリング力の横断的な活用による課題克服への努力、競合との差別化推進をアピールしています。

価値創造の仕組み構築では、当社がグローバル企業へと成長するうえで必要なリスクマネジメントを主なテーマに、宮永社長、社外取締役の篠原尚之氏(東京大学 政策ビジョン研究センター教授)、社外取締役監査等委員のクリスティーナ・アメージャン氏(一橋大学大学院商学研究科教授)の3名が鼎談形式で意見を交換。コーポレート・ガバナンスの強化策、人材育成、技術基盤についても取り上げています。

Tags: 経営,アジア,コーポレート
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