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ニチユ三菱フォークリフトとユニキャリアを経営統合

三菱重工業株式会社
三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボ
ホールディングス株式会社
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 三菱重工業株式会社と同社100%出資の統括会社である三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングス株式会社(M-FET、代表取締役社長:前川 篤、本社:川崎市幸区)は、29日、傘下のニチユ三菱フォークリフト株式会社(ニチユ三菱、代表取締役社長:二ノ宮 秀明、本社:京都府長岡京市)とユニキャリア株式会社(代表取締役社長:志岐 彰、本社:川崎市幸区)を2017年10月を目標に経営統合する方向で諸準備を開始することを決定しました。

 経営統合に先立ち、各国の競争法に関する諸手続きが完了した後、2017年1月1日をめどに、M-FETが現在保有するユニキャリア株式65%をニチユ三菱に譲渡し、ニチユ三菱はユニキャリアの株式を100%保有します。本日、M-FET・ニチユ三菱間で株式譲渡契約を締結しました。

 加えて、M-FETは、保有するニチユ三菱のA種種類株式の一部について同社普通株式の取得請求権を行使し、ニチユ三菱における議決権比率を現在の49.4%から51%に引き上げます。

 三菱重工はM-FETを独立経営事業会社として、本年3月に設立。M-FETはフォークリフトを中心とした物流機器事業で、統合的かつ機動的な経営により、シナジーの創出、組織のスリム化、新分野への挑戦を推進し、事業規模拡大と収益力向上に取り組んでいます。
こうした取り組みをさらに加速し、事業シナジーを最大限実現し、お客様・代理店・従業員を含むすべてのステークホルダーの利益に結びつけるべく、今般の方針を決定しました。

 また、三菱重工は、フォークリフト業界で世界第3位の地位確保という戦略的位置づけの下、物流機器事業に対し様々な支援を行っています。今回の議決権比率51%化により三菱重工グループの総合力をより有効に活用し、連結経営シナジーをさらに追求しつつ、PMI(Post Merger Integration:買収後の統合)を加速することによって、当社グループとしての物流機器事業の発展につなげることを目指します。

 三菱重工の全面的な支援の下、M-FETグループは、ロジスティックとエナジーの融合で、喜びと感動を創造していきます。
■ニチユ三菱フォークリフト株式会社

【代表的な製品】


「GRENDiA(グリンディア)」FDE25

「Platter(プラッター)」FBRM15-80


本社(京都府長岡京市)

■ユニキャリア株式会社

【代表的な製品】


「FOZE(フォーゼ)」FD25T5

大型フォークリフトFD430-2


本社(川崎市幸区)

別添:(PDF/70KB)PDF


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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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