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MHIヴェスタス、世界最大出力の洋上風力発電設備V164-8.0MWを11基受注
EOWDCのスコットランド沖洋上風力発電プロジェクト向け

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三菱重工業とデンマークのヴェスタス社(Vestas Wind Systems A/S)の洋上風力発電設備合弁会社であるMHI Vestas Offshore Wind A/S(MHIヴェスタス)は、英国のアバディーン洋上ウインドファーム(Aberdeen Offshore Wind Farm)で知られる英国のEuropean Offshore Wind Deployment Centre(EOWDC)から、世界最大出力8,000kW級の洋上風力発電設備V164-8.0MWを11基受注しました。EOWDCがスコットランド沖で計画する出力9万2,400kW級の洋上風力発電プロジェクト向けで、2018年の運転開始を予定しています。

EOWDCは、スウェーデン国営の総合エネルギー会社であるバッテンフォール社(Vattenfall AB)のグループ会社です。アバディーン洋上ウインドファームはアバディーン湾の沖合約2.4kmに位置しており、2018年の前半に据付、試運転を計画しています。

今回の契約に基づきMHIヴェスタスはEOWDCに、パワーモードを使うことで定格出力8,000kWを8,400kWまで高めることができるV164-8.0MWを世界で初めて納入。併せて、最大20年間の保守サービスを提供します。洋上風力発電用ブレードの生産は、2015年5月に稼働して現在280人を超える従業員を抱える英国ワイト島(Isle of Wight)の工場が担当します。

EOWDCでは、この洋上発電プロジェクトを通じて、8,400kWのパワーモードの最適運用とともに、66kVの電圧連系などの革新技術について実証し、発電コストの削減につなげていきます。


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