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三菱重工メカトロシステムズの10月1日付再編について

発行 第 5794号
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 三菱重工グループの三菱重工メカトロシステムズ株式会社(MHI-MS、社長:長島 是、本社:神戸市兵庫区)は、10月1日付で以下の再編を実施しましたので、お知らせいたします。

1.三菱重工食品包装機械株式会社の事業の承継
当社グループの三菱重工食品包装機械株式会社(MHI-SK、社長:浅倉 秀和、本社:名古屋市中村区)が手掛けてきた食品包装機械事業を承継して営業を開始しました。
今後は技術・営業力のシナジーを追求するとともに、業務の平準・効率化をはかっていきます。

両社はいずれも三菱重工業100%出資の子会社で、MHI-MSが存続会社となりMHI-SKを吸収合併することで事業を承継したものです。MHI-MSは今後、ITS(高度道路交通システム)、油圧・機械、機械装置、立体駐車場、鉄構プラント、食品包装機械などの幅広い事業を手掛けていきます。技術面ではITS制御技術の食品包装機械への活用、中小型機械装置製品の共通化、保有技術・リソースの共有による開発力強化を推進、営業面では、共通の顧客についての情報および戦略の共有、支社・営業所の機能・場所を統合することでの効率的運営、輸出拡大に向けたノウハウ共有などに力を注ぎます。
2.トンネル用シールド掘進機事業を会社分割・譲渡
トンネル用シールド掘進機事業をジャパントンネルシステムズ株式会社(社長:三木 孝信氏、本社:川崎市川崎区)※が60%、当社が40%を出資して設立した新事業会社JIMテクノロジー株式会社( JIMT、社長:三木 孝信氏、本社:川崎市川崎区)に分割・譲渡しました。
JIMTは今後国内市場の確実な受注・シェアを確保し、将来の海外展開を目指します。
3.水門事業を会社分割・譲渡
水門事業を佐藤鉄工株式会社(社長:藤田 泰氏、本社:富山県立山町)に分割・譲渡しました。佐藤鉄工とMHI-MSは、これまで築き上げた佐藤鉄工の収益力に加え、当社グループの実績および技術力を承継することで、技術力の向上、受注機会の拡大およびコスト競争力でシナジーを発揮し、さらなる事業発展を目指します。
当社は再編後のMHI-MSと緊密に連携し、その事業展開を全面的に支援していきます。
三菱重工メカトロシステムズ株式会社の概要(2016年10月1日現在)
社名 三菱重工メカトロシステムズ株式会社
本社所在地 神戸市兵庫区和田宮通五丁目4番22号
代表者の役職・氏名 取締役社長 長島 是
事業内容 料金収受機械およびシステム、ETCシステム、油圧機器、甲板機械・デッキクレーン、エアヒータ、機械装置(試験装置、文化・スポーツ施設、加速器)、立体駐車場、鉄構プラント、食品包装機械、その他機械設備の設計、製造、販売、アフターサービス
従業員数 約1,300人
資本金 1,060百万円
決算期 3月31日

※ジャパントンネルシステムズ株式会社は株式会社IHIの連結子会社で、JFEエンジニアリング株式会社(社長:狩野 久宣氏、本社:東京都千代田区)が49%を出資しています。


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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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