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新会社「三菱重工サーマルシステムズ株式会社」が営業を開始

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 三菱重工業のターボ冷凍機やヒートポンプ、ルームエアコンやパッケージエアコン、輸送用冷凍機等の冷熱事業を承継した当社100%出資の新会社「三菱重工サーマルシステムズ株式会社」が10月1日、営業を開始しました。新会社は、グローバル市場での競争力強化に向け、製品の特性にふさわしい経営サイクルで、変化に即応した機動的な組織運営と迅速な意思決定により、冷凍・冷蔵装置や高温ヒートポンプなどを主体とするサーマルソリューションビジネスの拡大に力を注いでいきます。

新会社「三菱重工サーマルシステムズ株式会社」が営業を開始<br />サーマルソリューションビジネスの拡大に注力
 新会社は、楠本馨が当社機械・設備システムドメイン冷熱事業部長から新社長に就任して発足しました。世界の国々で抱えている「冷熱」についての課題に、革新的なソリューションを提供し、人々の生活をより豊かにすることを使命として掲げており、省エネ・CO2排出の削減に貢献していきます。また、グローバル展開の加速、サービス事業の伸張と経営効率の向上で収益力強化を目指します。
 産業用のターボ冷凍機から家庭用のルームエアコン、高温のヒートポンプ給湯機や排熱回収技術から低温関連装置等、低温の冷凍冷熱技術と、多様な顧客ニーズに対応する世界一の商品ラインアップと先進の冷熱技術を強みに、グローバル競争での優位性を追求していきます。

 具体的には、冷凍・冷蔵領域および高温領域のラインアップ拡充とエンジニアリング力およびアフターサービス機能の強化に取り組み、IoT(モノのインターネット)を活用し、周辺機器を含めた統合制御システムなどによる付加価値向上をはかります。高温領域では、化石燃料を使うボイラーなどに取って代わる高性能ヒートポンプ製品を開発。同時に、新冷媒規制に対応した高性能・低GWP(Global Warming Potential:地球温暖化係数)冷媒製品やフロンを代替する自然冷媒製品などを積極投入していきます。

 当社は今後、三菱重工サーマルシステムズと緊密に連携しながら、その事業展開を全面的に支援していきます。

新会社の概要(2016年10月1日現在)
社名 三菱重工サーマルシステムズ株式会社
本社所在地 東京都港区港南二丁目16番5号
代表者の役職・氏名 取締役社長 楠本 馨
事業内容 冷熱製品およびその関連製品の設計、製造、調達、品質保証、販売およびサービスに係る事業(これに付帯する事業を含む)
従業員数 約600人(単体)
資本金 12,000百万円
決算期 3月31日
ホームページ http://www.mhi-mth.co.jp 新しいウィンドウが開きます

Tags: 生活,アジア,I&Iドメイン
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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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