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超高効率パッケージエアコン「EXCEEDHYPER」が2016年度グッドデザイン賞を受賞
業界初のドラフト感低減機構エアフレックスを搭載

発行 第 5796号
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 三菱重工業のグループ会社である三菱重工サーマルシステムズ株式会社(社長:楠本 馨、本社:東京都港区)の超高効率パッケージエアコン「EXCEEDHYPER」が、「2016年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

 受賞対象となったEXCEEDHYPER・天井埋め込み型(4方向吹出し)室内機は、性能向上のための高効率・低騒音ファンを採用し、吹出し開口部の拡大等による風路改善を行いつつ、パネルデザインの見直しをはかり、シンプルかつインテリアイメージを高めるデザインとなっています。
 さらに、ドラフト感(エアコンの吹出し風を感じて陥る不快感)を低減するための業界初となる新機構エアフレックスを搭載し、ユーザーの快適性向上をはかると同時に、エアフレックス作動中はパネルとの一体感を保つことで圧迫感を低減、停止時にはパネルに収納することにより美観にも配慮、再運転時にはほこりが飛散しない清潔な環境の提供を可能にしました。

【エアフレックス開発の背景】
パッケージエアコンのエンドユーザー要望として最も多く、また長年にわたり課題となっていたドラフト感の低減を実現すると同時に、デザイン的にも圧迫感のない室内機の開発を目指しました。

【グッドデザイン賞・審査員による評価コメント】
エアコンの吹出し風は、冷気を空間に行き渡らせるために必要であるが、ユーザーが吹出し風を感じることは快適感を損なう場合がある。それを避けるために本製品では、不使用時にはエアコン本体のパネルに収納され、使用時のみせり出すウィングにより、吹出し風を制御できるようになっている。その飛行機の翼のフラップのような機構は、美観を損なわない中で高い機能性を感じさせる、優れたデザインとなっている。

【グッドデザイン賞について】
グッドデザイン賞は、1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。これまで約60年にわたって、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、のべ受賞件数は4万3,000件に及んでいます。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞です。グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。


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