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北米オイル&ガス業界向け事業拡大へMHIA内に専門部署(Oil & Gas Division)を発足

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 三菱重工業は、北米市場におけるオイル&ガス業界向けの事業拡大を狙いとして、テキサス州ヒューストンに本社を置く現地統括法人の米国三菱重工業株式会社(Mitsubishi Heavy Industries America, Inc.:MHIA)内に専門部署となる「オイル&ガスディビジョン(Oil & Gas Division)」を発足させました。LNG(液化天然ガス)関連設備や石油化学プラントなどの幅広い需要にきめ細かく応えるために、コンプレッサやガスタービンなど当社グループが手掛ける多様な製品についての取りまとめ機能を強化することで、市場の上流から下流までワンストップでのソリューションを提供していきます。

コンプレッサ試験設備
 オイル&ガスディビジョンは、ヒューストンのダウンタウンに事務所を構え、コンプレッサおよびタービンを、浮体式生産設備、LNG液化施設、各種プラントモジュール、CO2回収設備、ガス精製設備といった成長分野に対して積極的に提案していきます。代表(President)には、三菱重工コンプレッサ株式会社(MCO、本社:広島市西区)社長の大崎裕章が就任しました。

 今回の発足に寄せて、当社社長兼CEOの宮永俊一は次のように述べています。「三菱重工の技術の多くは米国を起源としています。日本で磨き上げた先進技術を、その起源である米国から現地のお客様へ提供できることを大変喜ばしく思います。」

 また、大崎代表は次のように語っています。「米国のオイル&ガス・石油化学産業は長期的には堅調に発展すると確信しています。本ディビジョン発足により、当社の製品ラインアップのシナジーや総合的な研究開発ネットワークを活用して、お客様へ価値ある新技術、新サービスを提供し、事業を拡大していきたいと思います。」

 三菱重工グループは、全米の30州に100ヵ所以上の事務所および工場を展開。約7,300人の従業員を雇用しています。昨年5月には、MHIAの本社を米国のエネルギー・石油・ガス事業にとって重要な都市であるヒューストンに移し、お客様の製造現場により近い場所に根差した体制をつくり上げました。加えて、ヒューストンにはMCOの米国法人Mitsubishi Heavy Industries Compressor International Corporation(MCO-I)が本社と工場を構えるほか、三菱日立パワーシステムズ株式会社(MHPS)の現地法人(MHPSA)がサービス拠点を置いています。

 三菱重工グループは今後、MHIAのオイル&ガスディビジョンを窓口として、こうした当社グループの事業関連企業・セクションと緊密に連携しながら、巨大な北米市場の深耕をはかっていきます。

Tags: 石油・ガス生産,北米,パワードメイン
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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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