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国内向け業務用エアコンの壁掛型室内ユニットをフルモデルチェンジ
左右スイングルーバを全機種に搭載するなど機能性を大きく向上

発行 第 5846号
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 三菱重工グループの三菱重工サーマルシステムズ株式会社(社長:楠本 馨、本社:東京都港区)は、国内向け壁掛型室内ユニット全モデル(FDKタイプ)を刷新し、店舗用パッケージエアコン、ビル用マルチエアコンおよびガスヒートポンプエアコンを本年4月より順次発売します。左右スイングルーバ機能を業界で初めて全機種に搭載、水洗いサンフィルタや酵素除菌フィルタを標準装備したほか、機能性や施工性、保守性を高める工夫を施しています。

 店舗用パッケージエアコンは、能力別に4.0kWから11.2kWまでの8機種を発売。11.2kWタイプは今回新たにラインアップに追加しました。ビル用マルチエアコンとガスヒートポンプエアコンはそれぞれ、2.8kWから7.1kWまでの5機種を揃え合計18機種のフルラインアップとなります。

 新型の室内ユニットは、イタリアのデザイン会社との共同開発により実現したもので、その欧州調の丸みを帯びたスタイリッシュな外観は、日本国内における事務所や店舗など多様な業務用シーンにも調和するデザインとなっています。

 機能面では、従来の上下スイングルーバに加え、左右スイングルーバを新搭載しました。上下・左右のルーバが同時に作動することにより、エアコンが全自動で三次元のきめ細かい気流をつくり出すことが可能で、部屋のすみずみまで快適な風がいき渡ります。
 また、2種類のフィルタ(水洗いサンフィルタと酵素強力除菌フィルタ)を標準装備して部屋の空気を常にクリーンに保ちます。
 水洗いサンフィルタは、水洗いと天日干しをすることで繰り返し使用できる脱臭フィルタで、酵素強力除菌フィルタは、部屋に浮遊している細菌等の微生物を捕集し不活化します。

 施工面では、制御基板をユニット右側面からのアクセスを可能にして、メンテナンス性も向上させています。

 三菱重工サーマルシステムズは、今回の壁掛型をはじめとする業務用エアコン全般の販売拡大をはかるとともに、今後も市場ニーズが高い省エネ性や操作性、快適性に優れた空調製品の開発・市場投入に力を注いでいきます。

Tags: 生活,アジア,I&Iドメイン
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