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新聞用オフセット輪転機「DIAMONDSPIRIT」を3セット受注

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 三菱重工グループの三菱重工印刷紙工機械株式会社(MHI-PPM、社長:清水 雅巳、本社:広島県三原市)は、株式会社北海道新聞社(本社:札幌市中央区)から新聞用オフセット輪転機「DIAMONDSPIRIT(ダイヤモンドスピリット)」を3セット受注しました。同新聞社の子会社である株式会社道新総合印刷の基幹印刷拠点となる本社工場(北広島市)に、2018年7月から2019年9月にかけて順次納入する予定です。

新聞用オフセット輪転機「DIAMONDSPIRIT」
 ダイヤモンドスピリットは、従来2頁周長だった版胴を1頁周長へ小径化することで、版胴に装着する刷版の使用量を半減させることができると同時に、省電力化や省スペース化を実現した省エネ型輪転機です。

 北海道新聞社は、1887年(明治20年)1月に札幌市で「北海新聞」が創業したことを起源としています。会社創立は、北海道内の11紙統合により「北海道新聞」を創刊した1942年(昭和17年)11月1日で、今年が創刊75周年となります。長年「道新(どうしん)」の愛称で親しまれ、現在「北海道新聞」朝刊の発行部数は100万部を超えています。また、「道新スポーツ」なども発行するほか、道内6ヵ所に構える子会社の印刷工場では全国紙や地方紙の受託印刷も手掛けています。

 MHI-PPMが同新聞社から輪転機を受注するのは、旭川工場向けの2001年以来16年ぶりのことです。機種選定において40セットを超えるダイヤモンドスピリットの納入・稼働実績を通じて実証された安定した稼働状況、高い印刷品質、低いランニングコストなどが評価されたことによるものです。今回は、当社が納入した既存の輪転機が稼働するなかでの更新となり、難度の高い工事に全社を挙げて取り組み同新聞社の期待に応えていきます。

 MHI-PPMは、本年10月1日付で「三菱重工機械システム株式会社」として新たにスタートしますが、今後もきめ細かい提案型営業に一層力を注ぎ、国内外の新聞用オフセット輪転機市場で多様な顧客ニーズを掘り起こし、新聞業界に貢献していきます。

Tags: 産業機械,アジア,I&Iドメイン
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三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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