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英国とアイルランドにおける空調機・ヒートポンプ給湯機事業の包括的協業へ 三菱重工サーマルシステムズ、スウェーデンのベイヤー・レフ社と

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◆ 販売強化のため欧州企業と組み、英国にJVを設立

◆ エンジニアリング・コンサルティング機能を強化し、販売・サービス機能を充実

三菱重工グループの三菱重工サーマルシステムズ株式会社(社長:楠本 馨、本社:東京都港区)は、スウェーデンに本拠地を置く国際的な空調・冷凍機器販売会社のベイヤー・レフ社(Beijer Ref AB)と、英国とアイルランドにおける空調機およびヒートポンプ給湯機事業についての包括的な協業について合意し、3月12日(現地時間)に英国の子会社であるMitsubishi Heavy Industries Air-Conditioning Europe, Ltd.(MHIAE、本社:ロンドン)を通じて包括販売契約と販売・サービス合弁会社(JV)の設立・運営契約を締結しました。同地域での大幅な市場シェア拡大に向けて両社グループの連携を緊密化するのが狙いです。

MHIAEは、欧州における空調機およびヒートポンプ給湯機の販売・サービスを統括しています。今後は包括販売契約に基づき、英国とアイルランドにある複数のベイヤー・レフ社グループ会社を通じて、当社製品の販売拡大を行っていきます。

また、2018年5月末の設立を予定するJVは「3D Plus Limited」の社名で、エンジニアリング・コンサルティング業務を担うとともに、特に業務用空調機とヒートポンプ給湯機の販売・アフターサービスに強みを持つ組織を構築。当社の技術力とベイヤー・レフ社の販売力およびビジネスノウハウの融合をはかっていきます。

ベイヤー・レフ社はマルメ(Malmö)に本社を置き、欧州を軸に34ヵ国に所在するグループ会社が、冷凍機と空調機の販売を行っています。英国とアイルランドにおいても複数のグループ会社の営業拠点を配置し、冷凍機の提供を中心に幅広く事業活動を展開しています。

三菱重工サーマルシステムズは、ベイヤー・レフ社が持つ高密度の営業拠点網を通じて環境規制への関心が高い英国とアイルランドで高効率、自然冷媒CO2などを用いて環境負荷低減性能にも優れている製品をタイムリーに市場へ供給することにより、市場での競争力につなげるとともに地球温暖化防止にも貢献していきます。

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写真:FDC280KXZE1
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長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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