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韓国にコンプレッサ事業の現地法人を三菱商事と合弁で設立 顧客対応を強化し有望市場を深耕へ

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◆ MCOが首都ソウルに、顧客窓口を集約する営業拠点として開設
◆ 一体的な営業・保守ネットワークを整備し、顧客密着型の営業強化

三菱重工グループの三菱重工コンプレッサ株式会社(MCO、社長:山根 康幸、本社:広島市西区)は、韓国に三菱商事株式会社との合弁で新会社「MHI Compressor Korea, Ltd.(MCO-K)」を設立し、10月1日から営業を開始しました。多数のコンプレッサおよび駆動機の納入実績を持つ有望な同国市場をさらに深耕するのが狙いです。

新会社MCO-Kは、首都ソウルに資本金9億ウォン(約1億円)で設立。MCOが70%、三菱商事が30%を出資しています。MCOから社長に就任した岡田 亮太以下、総勢4人で発足し、今後体制を拡充していきます。同社に韓国全土の顧客窓口を一本化することで体制を強化し、同国内のエンドユーザーやEPC(設計・調達・建設)企業に対する連携緊密化・対応迅速化をはかり、新設ならびに改造・アフターサービス需要開拓に力を注いでいきます。

MCOは、韓国市場で200台以上のコンプレッサおよび駆動機を納入した実績を持ち、これらの多くは石油化学プラントに納入されています。エチレンなど韓国で生産される石油化学素材・製品は、大消費地である中国へも輸出されており、引き続き堅調な需要が見込まれています。新会社MCO-Kは、これらエンドユーザー設備の能力増強やオーバーホール、日常的なメンテナンスなどのニーズに迅速に対応していきます。
加えて、近年、石油化学プラント建設で世界的に存在感を高めてきている韓国EPC企業に、プラントの計画段階から協力できるよう連携強化をはかります。

MCOは、今回のMCO-K発足を機に、韓国内での拡販に加え、同社を足掛かりとした広域市場の開拓強化も視野に、三菱重工業や三菱商事とも緊密に連携しながら、MCO製品のシェア拡大および市場競争力強化を推進していきます。

メガエチレンプラント用コンプレッサトレイン
メガエチレンプラント用コンプレッサトレイン

Tags: パワードメイン,コンプレッサー,アジア
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