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◆ 生産能力2,800トン/日で、同国最大規模
◆ 中国企業と共同でEPCを担当
三菱重工業は、中国化学工程第七建設有限公司(China National Chemical Engineering NO.7 Construction Co.,Ltd.)と共同で、バングラデシュの国営バングラデシュ化学工業公社(Bangladesh Chemical Industries Corporation)がゴラサール(Ghorasal)で進める肥料製造プラント建設プロジェクトについて契約を締結しました。同国最大規模となる2,800トン/日の生産能力を持つ設備をEPC(設計・調達・建設)方式で手掛けるもので、2022年に完成の予定です。今後、同国で各種プラント、インフラ建設等に実績のある丸紅株式会社の協力を得てファイナンスのアレンジに着手し、ファイナンスクローズ後に契約が正式に発効する運びです。
この肥料製造プラントは、首都ダッカの北東約50kmに位置するナルシンディ(Narsingdi)県に建設。同国で産出される天然ガスを用いて、アンモニアを1,600トン/日、尿素を2,800トン/日を生産する能力を備えるものです。
農業国でもあるバングラデシュでは、2017年度に7%を超える伸びを記録した高い経済成長率に後押しされた旺盛な肥料需要があります。
当社は、1992年にバングラデシュで肥料製造プラントを初めて納入しており、この設備は現在も高い操業率を維持しています。今回の受注は、そうした実績に加え、当社のCO2回収技術の採用により、環境負荷の低減と尿素増産を両立できる独自技術が高い評価を得たことによるものです。
三菱重工グループは引き続き、世界の肥料製造プラント市場でプレゼンスを一層高めるとともに、合成ガス・石油化学分野での継続受注を目指して積極的な営業を展開していきます。
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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