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平成19年度の入社式

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 三菱重工業は、2日午前9時30分から東京・港区の品川インターシティホールにおいて平成19年度の入社式を行った。本日から当社の一員として社会人生活をスタートさせた新入社員に対し、佃 和夫社長が、当社のトップとして、また社会人の一先輩として、当社社員としての心構えを示すとともに、自らの経験を踏まえた激励のことばを贈り、若い社会人たちの今後の活躍に強い期待を表明した。

<社長挨拶要旨>
【当社の存在価値―CIステートメント】
「Dramatic Technologies ~この星に、たしかな未来を。~」
このCIステートメントには、当社の技術により、人びとが安心して豊かな生活を営むことができる確かな未来を提供するという、我々の決意が込められている。「ものづくり企業」としての責任と自覚を持ち、当社の事業を通じて、人びとの夢や願いをかなえ、感動を与えていく、という気概を持ち、社是を行動指針として、社会の期待に応えていこう。
   
【社員として目指すべき姿】(社是より)
「顧客第一の信念に徹し、社業を通じて社会の進歩に貢献する」
お客さまの視点に立って、技術力と組織力を活かし、不断の努力を積み重ねて、社会の進歩に貢献していくことが「ものづくり」の基本である。
「誠実を旨とし、和を重んじて公私の別を明らかにする」
社会の信用が何より重要であり、社員一人ひとりが業務の透明性を高め、コンプライアンスの徹底をはかって、社会的責任を積極的に果たしていかなければならない。
「世界的視野に立ち、経営の革新と技術の開発に努める」
当社の技術とノウハウを世界に向けて発信し、グローバルな視点で物事を見極め、技術立国としての日本の一翼を担っていくことが当社の使命であり、全社員一丸となって取り組む課題である。
   
【企業人としての心構え】
「矜持を持つ」
上司などに任せることなく、「自分自身が主体となってやる」という意識と、果敢に決断し行動する勇気を持ってほしい。若い諸君が自分自身の存在意義を実感し、自己実現のステップを一段ずつ上がっていく。それが同時に当社の企業価値を高めることにもなる。
「逃げない、あきらめない」
長い会社生活においては、難しい課題や未知の領域にチャレンジしなければならない辛いときもある。しかし、そうしたときこそ、自分を成長させるチャンスだと思って、逃げたり、あきらめたりしないこと。熟慮の上の失敗なら、再チャレンジも可能。若い創造力と実行力で積極果敢に挑んでほしい。

 


Tags: 人事,アジア,コーポレート
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