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三菱重工業は、欧州のアリアンスペース社(Arianespace S.A.)と共同で、商業衛星の打上げ輸送サービスを提案していくことで合意した。これまでの“バックアップ打上げ”サービスでの協業をさらに発展させたもので、両社は今後、顧客に対し、当社の衛星打上げロケットH-IIAもしくはアリアンスペース社のAriane5のうち、いずれかのロケットにより打上げを行うサービスを共同で提案していく。これにより、顧客である衛星ユーザーが希望するタイミングでの衛星打上げ輸送へ柔軟に対応する。
商業衛星打上げ輸送分野の協力として、当社は2003年にすでにアリアンスペース社およびボーイング・ローンチ・サービス社と、衛星打上げを互いにバックアップすることを目的とした国際的な“ローンチ・サービス・アライアンス”を結んでいる。メンバー各社が保有するロケットが何らかの理由で顧客の衛星を打上げることが困難となった場合、予め決められた他のメンバー社が代替打上げを提供するものだが、今回の合意は、さらに一歩踏み込む内容で、両社の協力関係を一層強化する。
当社のH-IIAとアリアンスペース社のAriane5はいずれも高い成功率を誇り、今日の商業衛星打上げ市場において最も信頼性の高い衛星打上げロケットとなっている。
当社は2007年度以降、宇宙航空研究開発機構(JAXA)からH-IIAの製造・運用を移管され、今夏にJAXAの月周回衛星「セレーネ」を打上げる予定のH-IIA 13号機を民営化初号機として本格的に衛星打上げ輸送ビジネスを開始することとなるが、今回のアリアンスペース社とのパートナーシップ強化により、今後の商業衛星打上げ市場への参入が一層円滑になるものと期待している。
当社のH-IIAとアリアンスペース社のAriane5はいずれも高い成功率を誇り、今日の商業衛星打上げ市場において最も信頼性の高い衛星打上げロケットとなっている。
当社は2007年度以降、宇宙航空研究開発機構(JAXA)からH-IIAの製造・運用を移管され、今夏にJAXAの月周回衛星「セレーネ」を打上げる予定のH-IIA 13号機を民営化初号機として本格的に衛星打上げ輸送ビジネスを開始することとなるが、今回のアリアンスペース社とのパートナーシップ強化により、今後の商業衛星打上げ市場への参入が一層円滑になるものと期待している。
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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