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三菱重工業は、ケニア電力公社(Kenya Electricity Generating Company Limited:KenGen)からオルカリアII発電所(Olkaria-II)3号機向け地熱発電プラントをフルターンキー契約で受注した。運転開始は2009年末の予定。
今回受注した地熱発電プラントは、首都ナイロビから北西約100kmに位置するオルカリアII発電所の増設向けで、発電出力は3万5,000kW。蒸気タービン、復水器、発電機、補機、電気設備、制御装置などで構成される。
このうち、蒸気タービン、復水器、補機、電気設備、制御装置の設計・製作・据付けおよび土建は当社長崎造船所が担当、発電機は三菱電機が供給する。取扱商社は三菱商事。
当社はこれまでにもケニアから、1980年代に運転を開始したオルカリアI発電所向け(1万5,000kW×3系列)や、2003年に運転を開始したオルカリアII発電所1、2号機向け地熱発電プラント(各3万5,000kW)をそれぞれ受注している。今回の成約は、これら実績と当社の技術力が高く評価されたことによる。
地熱発電は、地下深部にある地熱貯留層(約250℃以上の熱水、蒸気溜まり)から、熱水と蒸気が混合した流体を取り出し、その蒸気を利用してタービンを回すことにより発電する方式。温暖化ガス(CO2)の排出が少なく、環境保全に貢献するのが特徴で、今回のプロジェクトは京都議定書(2005年2月発効)の柔軟性措置(京都メカニズム)に盛り込まれたクリーン開発メカニズム(CDM)が適用される見通し。
当社は、風力発電、水力発電、太陽光発電などの自然エネルギー発電方式だけでなく、この地熱発電でも豊富な実績を持つ。日本国内はもちろんのこと、海外においても、ケニアのほか、アメリカ、アイスランド、フィリピン、インドネシアなど計13ヵ国で地熱発電所を建設・納入しており、その累計出力は世界トップクラスの約300万kWに及ぶ。
電源の75%以上を水力発電に依存しているケニアでは、地熱発電は、天候に左右されない安定的な電力源として大きな期待を担っており、今後も同様のプロジェクトが計画されている。当社は今後も、ケニアはもちろん、クリーンエネルギーである地熱発電の受注活動を全世界で展開していく。
このうち、蒸気タービン、復水器、補機、電気設備、制御装置の設計・製作・据付けおよび土建は当社長崎造船所が担当、発電機は三菱電機が供給する。取扱商社は三菱商事。
当社はこれまでにもケニアから、1980年代に運転を開始したオルカリアI発電所向け(1万5,000kW×3系列)や、2003年に運転を開始したオルカリアII発電所1、2号機向け地熱発電プラント(各3万5,000kW)をそれぞれ受注している。今回の成約は、これら実績と当社の技術力が高く評価されたことによる。
地熱発電は、地下深部にある地熱貯留層(約250℃以上の熱水、蒸気溜まり)から、熱水と蒸気が混合した流体を取り出し、その蒸気を利用してタービンを回すことにより発電する方式。温暖化ガス(CO2)の排出が少なく、環境保全に貢献するのが特徴で、今回のプロジェクトは京都議定書(2005年2月発効)の柔軟性措置(京都メカニズム)に盛り込まれたクリーン開発メカニズム(CDM)が適用される見通し。
当社は、風力発電、水力発電、太陽光発電などの自然エネルギー発電方式だけでなく、この地熱発電でも豊富な実績を持つ。日本国内はもちろんのこと、海外においても、ケニアのほか、アメリカ、アイスランド、フィリピン、インドネシアなど計13ヵ国で地熱発電所を建設・納入しており、その累計出力は世界トップクラスの約300万kWに及ぶ。
電源の75%以上を水力発電に依存しているケニアでは、地熱発電は、天候に左右されない安定的な電力源として大きな期待を担っており、今後も同様のプロジェクトが計画されている。当社は今後も、ケニアはもちろん、クリーンエネルギーである地熱発電の受注活動を全世界で展開していく。
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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