Press Information

全機静強度試験の準備を開始 MRJ静強度試験機を技術試験場へ移動

三菱航空機株式会社
三菱重工業株式会社
Print

名古屋発

三菱航空機と三菱重工業は、7日、MRJの全機静強度試験の準備を開始するため、三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場(愛知県西春日井郡豊山町)内にある最終組立工場から、機体構造試験を実施する技術試験場に移動させました。今後、試験機を設置する鉄骨を組み上げ、試験用の荷重負荷金具などを取り付けたあと、今夏にも試験を開始する予定です。

静強度試験は、設計・製造された機体の強度が航空機を安全に飛行させるために必要な基準を満たしていることを検証する機体構造試験のひとつです。機体構造試験は、静強度試験と疲労強度試験の二つがあり、実機と同等の試験機を2機製造します。今回移動させた機体は静強度試験用です。

機体構造試験は型式証明や耐空性証明の取得に必要な試験であり、航空局検査官の立ち会いのもとで行われます。

三菱航空機と三菱重工業は、国内の航空機産業発展の一翼を担いつつ、MRJ事業の成功に全力で取り組んでまいります。

以 上




mission_net_zero

三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

詳しくは: