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名古屋発
三菱航空機は、米国のイースタン航空(Eastern Air Lines Group, Inc.)と次世代リージョナルジェット機MRJ90の40機の購入(確定20機、※購入権20機)で正式契約を締結し ました。両社は、7月に英国で開催されたファンボロー・エアショー2014で購入に関する覚書を締結しており、9月22日に正式契約に至ったものです。
イースタン航空への納入は、2019年に開始する予定です。
イースタン航空 社長兼CEOのエドワード・J・ウェーゲル(Edward J. Wegel)氏は次のようにコメントしています。
「三菱航空機とパートナーとなることができ大変光栄です。MRJ はクラス最高の運航経済性、客室快適性、そして手荷物の収納性を誇る次世代リージョナルジェット機です。MRJ が2019年以降、イースタン航空の機材に加わることを大変嬉しく思います。当社では同機をイースタン・ウィスパージェット(Eastern Whisperjet)と呼称する予定です。」
当社社長の川井昭陽は次のようにコメントしています。
「今回、イースタン航空と正式契約を締結できたことを非常に嬉しく思います。これからもウェーゲル社長ならびに同社の経験豊富なチームと長期にわたって良好な関係を築いて まいります。MRJ の開発は順調に進んでおり、最先端の空力設計と画期的なエンジンの組み合わせは、大幅な燃費低減と騒音・排ガスの削減を実現し、将来的にはエアラインの競 争力と収益力に貢献できると確信しています。経済性や快適性をはじめとする最先端の特徴を備えた次世代リージョナルジェット機MRJが新生イースタン航空のビジネスに貢献す ることを願っております。」
MRJ はこれまでに、全日本空輸株式会社(ANA)から25機(確定15機、オプション10機)、米トランス・ステーツ・ホールディングス社(Trans States Holdings Inc.:TSH)か ら100機(確定50機、オプション50機)、米スカイウェスト社(SkyWest Inc.:SKW)から200機(確定100機、オプション100機)、ミャンマーのエア・マンダレイ社(Air Mandalay Limited)から10機(確定6機、購入権4機)を受注しており、これまでの合計受注機数は335機(確定171機、オプション160機、購入権4機)でしたが、今回の契 約を含めると375機(確定191機、オプション160機、購入権24 機)となります。これらの受注に加えて、JAL グループと32機(確定)の導入で基本合意しています。
当社は、引き続き営業活動に注力していくとともに、現在進めている開発作業も着実に取 り組んでまいります。
- 製造スロットの確保はないが、特定の期間内に確定した発注条件と同条件で航空機を購入できる権利
以 上
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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